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Apple工業デザイントップ “サー・ジョナサン”、「より良いものにならなければ、先へは進めない」

Jonathan Ive

Appleのインダストリアル(工業)デザイン担当責任者である“ジョニー”ことジョナサン・アイブ上級副社長のインタビュー記事がLondon Evening Standardに掲載された(via Mac Rumors)。アイブ氏は大英帝国勲章のナイト・コマンダー(KBE)を受勲したことで、「サー」を付けて呼ばれている。

 

アイブ氏はロンドン生まれの45歳で、「(生まれ故郷である)ロンドンや英国の文化がアイデアや思考、創造性、デザインに大きな影響を与えてきた」と述べ、「我々のゴールはとてもシンプルなものであり、より良い製品になるのでなければ、そのデザインを先に進めることはない」と語った。

 

同氏は現在、Appleブランドのハイスペック次世代薄型テレビ「iTV」を開発中と噂されており、2012年後半から2013年にかけて市場投入が期待されている。

 

彼自身もAppleに参加する前からのMacユーザであり、「ユーザは完成した製品からクリエイターの心を感じることができ、さらに創造することに費やした労力を感じることができるのではないかと思う」と語った。

 

デザイナーがAppleのようなトップ企業の幹部に昇進することは、日常的にあまりみられる光景ではなく、アイブ氏の才能や貢献がクパチーノにとっていかに重要であるかを物語っているといえる。