約束の2月中ギリギリの出荷となった無線LAN機能搭載の自動バックアップドライブ「Time Capsule」についてMac Rumorsでは、新しいAirMacユーティリティソフトはセットアップの手順が分かりやすく、また、直接繋いだUSBドライブも利用できるなどの初期報告を掲載しています。これによると、一番最初のバックアップには時間が掛かりますが中断しないよう仕様書では推奨しており(無難にイーサーネット接続でも可)、既存のTime MachineバックアップをTime Capsuleに移すことは不可であり、いまのところこの新デバイスは問題が報告されること無く動作しているようだと伝えています。
しかし、nakedmacによるFlickrバラしレポート写真によれば、Appleは広告でうたっているような「サーバ品質」のハードドライブをTime Capsuleに使用しておらず、「コンシューマ向けクラス品質」(デスクトップ向け)であるHITACHI製のDeskStarシリーズを内蔵していたと報告しています。
TidBITSの記事によれば、Appleは「サーバ品質」を平均故障間隔(MTBF)と関連させて言及していたそうです。
これによると、ワールドワイドプロダクトマーケティング部門のJai Chulani氏は、Time Capsuleで内蔵される「サーバ品質」のハードドライブについて、「Xserve」で使われているような7200rpmであり、平均故障間隔(MTBF)がコンシューマ向けドライブより優れていることを意味すると明らかにしていました。
「Time Capsule」は、現状では、Leopardの新機能である「Time Machine」を使用してワイヤレスでバックアップするための唯一の手段です。最初に設定作業が必要ですが、それ以降は全自動でバックアップを続けられます。記憶容量は500GBと1TB(約1000GB)の2種類(各35,800円、59,800円)。
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