NEW MacBook Pro – インターフェースがダウングレード=SSDデータ転送速度に影響
MacRumorsによると、先週WWDC 2009で発表された新しい13インチ/15インチMacBook Proに搭載されているシリアルATAハードディスクのインターフェイスが、3.0Gbitから1.5Gbpsのデータ転送速度にダウングレードされているようです。
これによると、13インチホワイトポリカMacBookや新しい17インチMacBook Pro、または13インチMacBook Airには、これまでのように3.0Gbit SATAインターフェースが採用されているにも関わらず、新しい13インチ/15インチMacBook Proは1.5Gbpsのインターフェースにダウングレードされているということです。
シリアルATA(SATA:Serial Advanced Technology Attachment)は、MacとHDD/光学ドライブを接続するインターフェース規格であり、通常のHDDのパフォーマンスには影響しないものの、SSD(ソリッドステートドライブ)を搭載した場合は数値上のデータ転送速度に大きく影響を及ぼします(下 ベンチマークテスト参照)。
新型MacBook ProにはSDカードスロットが搭載されたことでマザーボードの再設計が行われ、SATAのインターフェースが変更(SATA 3.0→1.5Gbit/s)されたのかもしれません。
3.0Gbit/秒から1.5Gbps/秒にインターフェイス規格がダウングレードしたことにより、RAWディスクの入出力データ転送率が低下し、特にSSDの読み込み(シーケンシャルリード:大量データを順序よく読み込む)速度に大きな差異が生じます。
しかし、ユーザ体験上の違いが必ずしも生じるという訳ではありませんし、おそらくは体感できないほどのスピードの差が生じるに過ぎないと思われます。
今後、ファームウェアアップデートなどで修正されるか(可能かどうか?)は不明です。
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SSDは価格が一時期より安くなったものの、まだまだ割高感が否めません。
ほぼ同じ容量のストレージで比べた場合、250GB Serial ATA Drive→256GB solid-state driveでプラス88,200円になります。
SSDのメリットとして、体感速度のアップというよりはむしろ、「OSやソフトの起動が速くなる」、「振動・衝撃に強い」、「壊れにくい」、「消費電力が小さい」、「データの断片化が起きない」などのプラス面を考えた方が良いと思います。
もっとも、例え数値上であっても「速い」にこしたことはありませんが。
SSDがポピュラーになりつつあるのに、このニュースは残念だ。
SSDは買い控えた方がよい?