Apple製品向けNAND型フラッシュメモリの需要が拡大するなか、台湾のメモリモジュールメーカーは、深刻なメモリチップの品薄状態に直面しており、平均スポット価格や市場価格も上昇していると、台湾Digitimesが14日付けで報じました。
情報筋よると、半導体メモリ大手の韓国Samsung Electronicsは、台湾のメモリモジュールメーカー各社に対し、9月の同社からの供給をこれまでの半分にまで減少させると通達しており、さらに、米Micron Technologyをはじめ、東芝やHynixなどのサプライヤも、Appleへの供給を優先させていることから、台湾の半導体メーカー市場では、NANDフラッシュの供給不足が深刻化しているということです。
また、供給不足に伴って市場価格も上昇しており、16GBのMLC(マルチレベルセル)チップの平均スポット(現物)価格は、0.85%上昇して約5.17米ドル(9月11日時点)となっており、また、32GBチップも0.5%上昇して7.13ドルに達したとされています。
同様に、9月前半の市場取引価格も、16GBチップが7.2%上昇して4.48米ドルに、32GBチップが4.3%上昇して6.80米ドルになっています。
Appleは先週発表した新型の「iPod Family」で、大容量64GBモデルの「iPod touch」をラインアップに加え、さらに、2009年Q4には中国での「iPhone」発売を控えていることから、いわゆる「Apple効果」が引き金となって、台湾の半導体産業ではNANDフラッシュの供給不足に直面しています。
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