AppleInsiderでは、Appleがラックマウントサーバ「Xserve」のアップデートを今後数週間以内に行うようだと伝えています。

新しいXserveには、3月上旬から「Mac Pro」で先行搭載されているIntelの開発コード名「Nehalem」で知られる最新プロセッサ「Xeon processor 5500番台」と「Xeon processor 3500番台」が搭載される見込み。
デュアルプロセッサに対応する5500番台（Gainestown=ゲインズタウン）は、動作周波数が最大3.20GHzで、最下位モデルの「E5502」以外はクアッドコアとなっており、一方の3500番台（Bloomfield=ブルームフィールド）はシングルプロセッサ対応のハイエンドサーバ環境となっています。

Intel Xeon プロセッサ 5500番台は、従来の5400番台と比べて、最大で2.25倍性能がアップする一方で、アイドル時の省電力性能が50%改善されています。

WWDC 09でiPhoneニューモデル発表、安価版は出ないと予想

AppleInsiderでは、今後のAppleスマートフォンビジネスについて、Royal Bank of Canada (RBC) のアナリストMike Abramsky氏が、iPhone次期バージョンの「iPhone 3G ‘Pro’」は、6月8～12日に開催されるWorldwide Developer Conference（WWDC）2009の場で発表されて、翌7月にリリースされるだろうと述べていると伝えています。

Abramsky氏の予想では、新しい第3世代のiPhone 3G ‘Pro’ は、若干薄くなった筐体に3.2メガピクセルカメラを搭載し、ビデオ再生時のバッテリ駆動が向上して、より高速な3Gチップセット (HSUPA) が採用されるほか、GPUのアップデートやデジタルビデオカメラ機能が追加され、メモリ容量が最大32GBへと増強されるだろうと指摘しています。
しかし同氏は、昨年の初代iPhoneから3Gネットワークをサポートする第2世代のiPhone 3Gへアップデートした時のようなインパクトは生じないだろうと述べており、一部で引き下げられると予想される価格については据え置きになるだろうと予想しています。
また、iPhoneのエントリーモデル（安価版）は発表されない模様だとも指摘しています。

NeoOffice.orgから、Microsoft Office互換の定番フリーオフィスソフト「NeoOffice 3.0」がリリースされています（フリーウェア・Mac OS X 10.4.11以降対応）。

「NeoOffice」は、OpenOffice.org (3.0.1 ) をベースとしたオープンソースのMac OS X用ソフトで、ワープロや表計算、プレゼン、ドロー、データベースの各機能を完備した統合オフィスソフト。
Microsoft Officeや他のオフィスソフトと互換性があり、読み込み、編集、ファイル変換などが可能です。
日本語を含む58ヵ国の言語がサポートされており、ソフト本体をインストール後に、追加言語パックを追加インストールすることで、日本語環境でも利用できます。
今回のメジャーアップデートバージョンでは、ドローにPDFをインポートできるようになっているほか、新しいチャートモジュールの追加やプレゼンのツール改善などが施されており、実験的にMac OS X 10.6 Snow Leopardのデベロッパ向けシードをサポートしています。

nikkei BPnetでは、新しい第3世代の「iPod shuffle」を分解して、同プレーヤーの小型化や軽量化を実現したテクノロジやパーツなどの検証を行っています。
＊右掲載写真はiFixitからのものです。

今回の分解から分かることは以下の通り。

iPhone既存ユーザもパケット定額フル上限が5,985円から4,410円に（要申し込み）

ソフトバンクモバイルは2月27日から、「iPhone 3G」の新規契約者に対して、本体価格や月々のパケット通信料を大幅に引き下げる「iPhone for everybodyキャンペーン」を実施していますが、現在「iPhone 3G」を利用中の既存ユーザも、明日4月1日から5月31日の期間中にキャンペーン申し込めば、パケット定額フルの上限料金を翌請求月より月額で1,575円節約できることになっています。

ただし、このパケット定額サービス値下げキャンペーンの適用には、申し込み時からさらに2年の延長契約が必須になるので注意が必要です。
同キャンペーンの契約解除料が9,975円ですので、現在使用中の「iPhone」を今後7ヶ月以上継続して使う予定であれば、明日にでも早速申し込みに行く価値はありそうです。

実際の申し込み方法は、ソフトバンクショップでの手続きが必要となり、WebやiPhone経由では申し込めません。
なお、手続きには本人確認証が必要となりますのでご注意ください。

キラーアプリになれるか？- iPhone for Skype登場、最新Touchでも利用可能
米eBay傘下のインターネット電話サービスSkypeが、iPhone／iPod touchネイティブ版VoIPクライアントをApp Storeで公開しており、無料ダウンロードが可能となっています（App Store・2.7MB・無料・要OS2.1以上）。

Wi-Fi環境においてSkype同士で無料通話ができるほか、有料で一般電話へ掛けられるスカイプアウト／インにも対応。3G／EDGE環境でもIM（インスタントメッセンジャー）機能は利用可。
また、ヘッドセットマイクを使用することで、第2世代の「iPod touch」でも同サービスを利用可能となっています。

なお、iPhone対抗フォン「BlackBerry」向けには、今年5月から同様のサービスが提供開始予定となっています。

Appleが参加しない初のMacworld Expo、開催時期を1月から2月へ変更

Apple関連イベント「Macworld Expo」の主催者であるIT情報プロバイダIDG World Expoは米国時間3月30日、来年2010年の「Macworld Expo」について、従来の1月から2月へ開催時期を変更するとWebサイトで明らかにしました。

開催日は2010年2月9日から13日までの5日間で、開催場所は例年通りサンフランシスコのモスコーン・コンベンション・センター（The Moscone Center 747 Howard St San Francisco, CA 94103）となっています。
具体的には、カンファレンスが2月9日から13日まで、Expoは2月11日から13日まで開催予定。

同イベントでは例年、Appleスティーブ・ジョブズCEOがオープニング基調講演で新製品を発表するなど、Appleにとっても重要な位置づけとされてきましたが、Appleは今年のMacworld 2009を最後に同イベントには参加しないことをすでに表明しています。
日程の変更についてIDGは、参加者から日程の変更の要望が多かったことを挙げています。また、ラスベガスで開催される世界最大の家電展示会 CES (Consumer Electronics Show) と開催時期が重なることも要因のひとつだと思われます。

Appleは昨年から、フランス・パリで開催の欧州におけるフラッグシップイベント「Apple Expo Paris」への参加をキャンセルするなど、Expoイベントに消極的な姿勢を示してきました。

PC Watchでは、3月3日に一斉アップデートされたデスクトップ型Macの売上が好調であり、特にオールインワン型デスクトップマシンの「iMac」が一気にシェアを伸ばしていると伝えています。

BCNランキングによれば、新型「iMac」発売後、デスクトップパソコンにおけるAppleのシェアが発売前と比較して一気に3倍近く拡大しており、特に東京圏では、25%以上のシェアを獲得して3週連続でトップに躍り出たとのこと。つまり言い換えれば、販売されたデスクトップパソコンの4台に1台以上がMacという状況。
新型「iMac」は、24型液晶を搭載した下位モデルが売れ筋で、ヤマダ電機LABI渋谷ではデスクトップパソコン全体の3割から4割、ビックカメラ有楽町本館では同3割超を「iMac」が占めており、デスクトップ型パソコン全体の需要が低下しているとはいえ、かなり驚くべき売れ行きだといえるでしょう。

無論、デスクトップ型Macが長らくアップデートされていなかったことから買い控えになっていたことも要因のひとつに挙げられますが、販売担当者の育成への取り組みやAppleショップをはじめとする売り場拡張など、販売支援策の強化は見逃せないと指摘されています。

デバッグ事業を展開するデジタルハーツは、同社モバイルリレーション事業部門で、Appleの「iPhone／iPod touch」向けアプリケーションのデバッグ（検証）サービスを4月1日より開始すると案内しています（PDF）。

デバッグサービスとは、コンシューマゲームソフトをはじめとしたソフトウェア全般に内在する不具合＝バグを検出・報告するサービスであり、クライアントは主に携帯端末向けのコンテンツ開発会社やモバイルサイト運営会社になるとのこと。

当社のiPhone／iPod touch向けアプリケーションデバッグサービスをご利用いただくことにより、デバッグコストの軽減のほか、当社の蓄積されたデバッグノウハウにより、より効果的で効率的なデバッグを行うことが可能になります。

デジタルハーツでは、iTunes Store内の日本向け「App Store」のアプリケーション数が、今日現在で1万5,000本を超えていることから、iPhone／iPod touchを対象としたデバッグサービスで収益を確保出来ると判断したとしています。

SkypeがiPhoneとBlackBerry向けのVoIPクライアントサービスをまもなく提供開始

Reutersでは、米eBay傘下のインターネット電話サービスSkypeが、4月1日からラスベガスで開催される無線技術の見本市CTIA Wireless カンファレンス2009キックオフ前日の3月31日に、Appleのスマートフォン「iPhone」向けサービスを開始する予定であると伝えています。

同社Scott Durchslag（スコット・ダシュラグ）COO（最高執行責任者）は、

ユーザから一番多く寄せられるリクエストは、スカイプを「iPhone」でも使えるようにして欲しいというものであり、需要は非常に高い

と述べ、NokiaやAndroid、Windows Mobileに続いて、iPhone向けIP電話サービスの提供をスタートさせるとしています。

Wi-Fiを搭載した最新の「iPod touch」でも同サービスを利用可能ですが、ビデオ通話機能は、品質の維持が困難であり、当面は提供されないようです。
また、「Skype for iPhone」アプリケーションは、無料でダウンロードできる見込みで、Skypeユーザとの無料通話が可能となるようです。
なお、カナダRIM (Research In Motion) 社のスマートフォン「BlackBerry」向けのサービスは、5月から提供開始予定となっています。