市場調査会社Gartnerが実施した米4大携帯電話キャリアが提供する3Gネットワークに対する顧客の満足度調査によると、米国でiPhoneを独占的に提供しているAT&T社への不満が最も多い結果になったようです ( via Macworld UK) 。

今回の調査対象はAT&TのほかVerizon Wireless、Sprint Nextel、T-Mobile USAの計4社で、各社共にワイヤレス3G回線について、下り1.5M・上り250K以上のブロードバンド品質であるとうたいながらも、実質的には平均して300Kから700Kも遅い速度になっており、さらに車で移動中などは半分程度に減速するということです。

今回のGartnerのレポートによれば、AT&Tの3G回線は、ラップトップのデータ通信カードを使えば1.7Mの速度が得られるのに、iPhone 3Gだと1.4M未満しか得られず、一方でライバルRIM社のBlackBerry Boldの方がずっと高速で利用可能だと指摘しています。

Apple – 新しいiPhoneコマーシャル「Check」

Appleが一昨日の「Read」、昨日の「Fix」に引き続いて、新しいiPhone向けテレビコマーシャル「Check」を公開しています。

大スクリーンで見たい方はこちらからどうぞ (＊自動再生されます) 。

今回3日連続で公開されたTV向けCMは、コンセプトやディレクションに統一性があり、「Read」では「読むこと」、「Fix」では「問題を解決すること」、「Check」では「物事を確認すること」にスポットが当てられており、それぞれiPhone 3G向けアプリケーションを3本を簡潔に紹介するというコンテンツになっています。

Read

レストランのレビューも見れるし、MRI画像を読み込んだり、本をダウンロードして読書もできるよ、iPhone 3Gならね。

Fix

知らない街でタクシーを見つけたい？レストランでチップや割り勘を計算したい？本棚の水平を確かめたい？ – 簡単にできるよ、iPhone 3G ならね。

Check

雪山のスノーコンディションを確かめたい？食事のカロリーを知りたい？車を駐車場のどこに置いたっけ？ – iPhone 3Gならチェックできるよ。

「iPhone OS 2.2.1」対応のSDKを公開

Appleは、今朝iPhone 2.2.1ソフトウェア・アップデートをリリースしましたが、それにあわせて数時間後には、開発者向けの iPhoneソフトウェア開発キット「iPhone SDK (software developer kit) 」もv2.2.1 へのアップデートが行なわれました。

新しいiPhone SDKは、iPhone Dev Centerで公開されていますが (1.75 GB) 、特に新機能の追加などは行われていないようです。
なお、この「iPhone SDK」は開発者向けのプログラムであり、入手には登録が必要となります (インテルベースのMac + Mac OS X Leopardが必須 ) 。

Skypeは、来月16日から4日間に渡ってスペインで開催される世界最大級のモバイルイベントMWC (Mobile World Congress)において、新しいモバイルVoIPネットワーク向けのアプリケーションを発表すると見られています。

その詳細は不明ながらも、複数の携帯端末オペレーティングシステムを対象としたVoIPクライアントサービスが発表されると予想されており、大手携帯電話メーカーとのパートナーシップも正式に交わされると見られています。
新しいソフトウェアは、AppleのiPhoneやRIMのBlackBerry Stormに対応するほか、Windows Mobile 6.5向けのアップデートなども予想されています。

(via Electronista)

Appleから、ライブエンコーディング用ソフトウェアのアップデート「QuickTime Broadcaster 1.5.3」がリリースされています (1.03MB) 。

QuickTime Broadcaster 1.5.3 での変更点
QuickTime Broadcaster 1.5.3 では、ブロードキャストをディスクに記録する際のオーディオ／ビデオの同期が改善されています。

「QuickTime Broadcaster」とは、標準規格に準拠したアップルのライブエンコーディングソフトウェアで、インターネットや高速移動体ネットワーク経由で配信するプロ品質のライブイベントを、素早く、簡単に、低コストで制作できます。

システム要件
• Mac OS X v10.4.10 以降、または Mac OS X Server v10.4.10 以降
• 400 MHz G3 プロセッサ以上の高速なプロセッサ（H.264 方式での配信には Power PC G5、または Intel プロセッサを推奨します。）、および FireWire ポート
• 256 MB 以上の RAM
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Macworld UKでは、2009年1月21日に、Appleが発表した2008年12月27日を末日とする2009年度第1四半期業績の統計値をみてみると、Mac売上全体のなかで、ノート型パソコン（MacBook、MacBook Air MacBook Pro）の占める割合が史上初めて70%を超えたと伝えています。

ユニボディを持った新しいデザインのMacBookとMacBook Proがリリースされたこともひとつの要因でしょうが、それ以上に、ほかのPCメーカ同様に、ノートブックの比重がますます高まっているのは確かなようです。

Appleは、2008年10月から12月の期間に72.8万台のデスクトップ型Macを出荷しましたが、これは2007年同期比では14%プラスになっているものの、前年比ではおよそ26%も減少しています。
一方、MacBookの出荷台数は、2006年同期比でおよそ2倍となる180万台が出荷されました。

Appleは米国時間1月27日、来る4月24日から、元IBM幹部であるMark Papermaster氏を、デバイス・ハードウェア・エンジニアリング部門の上席副社長 (SVP) として雇用すると発表しています。

同氏はもともと、2008年11月にAppleによって雇用されると発表されていましたが、IBM側の抵抗に遭い裁判にまで発展、米連邦地裁はIBM側の「退職後に競合企業で働かない」という契約の有効性を認め雇用は一旦仮差止処分となっていました。

今日のAppleからのプレスリリースによれば、今回の移籍に関するIBMとの訴訟問題は解決したとのことで、Papermaster氏は、晴れて「iPod / iPhone」部門責任者に就任することになりました。

昨年9月の「iTunes 8」リリース時に、iTunes StoreでHD版 (High-Definition) テレビ番組の配信を開始するとアナウンスされ数ヶ月が経過しましたが、AppleInsiderによると、英国において、ごく一部のコンテンツながらもようやくHD版としてのサービスが提供され始めたようです。

価格的には、ABCのヒットシリーズ「Lost」のHD版価格が2.49ポンド (シーズンパスは41.99ポンド) と設定されており、米国のHD版標準価格よりも17%ほど高い金額設定となっています。
「24」などの人気ドラマはまだHD版が提供されておらず、商品についての書き込みには「米国だと同じ金額で美しいHD映像になるのはおかしい」などといった意見も見受けられます。

Appleが、iTunes経由で「iPhone 2.2.1ソフトウェア・アップデート」をリリースしています。 [Read More »]

昨年来、App Storeの掲載基準の曖昧さに対して、一部不満や疑問の声があがっていましたが、そのきっかけになったといってもいいのがAlex Sokirynsky氏が開発した「Podcaster」と呼ばれる iTunes ポッドキャスト向けアプリでした。
Appleは、当初このiPhone / iPod touch向けアプリを承認して一度App Storeに掲載しながらも、その後 iTunesの一部機能をコピーしているからという理由で取り扱いを停止してしまいました。
この件以降もアプリケーションの拒絶や削除が多数報告され、掲載基準の曖昧さに加え、閉鎖的でオープンでない印象が付きまとっていました（よく比較されたのがGoogle Androidプラットフォームのオープン性）。

しかし、最近になって若干風向きが変わって来たようです。
Appleはサードパーティ製Webブラウザを承認するなど、その承認（または拒絶）ポリシーに変化が見え始めたといっていいでしょう。

さて、さらに驚くべきことに、「Podcaster」の開発者であるAlex Sokirynsky氏は、「Podcaster」のディレクトリを一部変更しほぼ同じ機能を持つ新たなアプリを申請してApp Storeでの取扱い許可を得たというのです。

その名も「RSS Player」( 230円・0.4MB・v1.0・[App Store] ) 。RSSフィードに添えられたオーディオファイル再生用アプリで、ストリーミングでの視聴やダウンロード後の再生が可能です。
App StoreやiPhone SDKの規約により、一旦閉じた後の連続再生は不可能ですが、再度開いた時に再生ポジションが履歴として記憶される機能が装備されています。さらに、3G回線でもダウンロード制限はありません (通常は3G接続でのiTunesだと10MBに制限されます) 。
「Podcaster」との違いは、このアプリ単体でRSSフィードを検索する機能が削られている点であり、ユーザ自身で入力する必要があります。しかしながら、その他多くの点は、拒絶されたアプリと共通しており、今後のApp Storeの審査基準への注目が集まりそうです。