まだ可能性の高い「ソフトバンク＋ドコモ」2社での「iPhone」発売
Reutersでは、5日の日経平均が反落するなかソフトバンク株が買われたことについて「iPhone」のブランド力に注目は集めたものの、今後、株式市場で同社が携帯電話分野で絶対的な優位に立つとまでは見ていないと指摘しています。
ただ、今日の東京株式市場では、ソフトバンクが朝方から買いを集め、KDDIはシェアを奪われることを見越すかのように株価が崩れました。

しかし、市場では「iPhone」導入に対して冷静な評価をする関係者が少なくない。NTTドコモとソフトバンクとの２社で併売する可能性も指摘されるほか、仮にソフトバンクの独占となった場合でも、KDDIを含めた３社の中で絶対的な優位に立つかどうか不透明とされている。

ゴールドマン・サックス証券のアナリスト安藤義夫氏は、欧州での「iPhone」導入後のキャリアの株価動向について

導入キャリアの絶対株価は1カ月平均で10％前後上昇したが、株価に影響を与えるほどのインパクトは無いようだ。

と分析しています。

Mac Rumorsでは、今週 WebKitプロジェクトが、コードネーム「SquirrelFish」と呼ばれる新しく進化させたJavaScriptインタプリタ（解釈プログラム）を発表したと伝えています。
「SquirrelFish」は、JavaScriptのパフォーマンスで「Webkit/Safari 3.1」よりも1.6倍高速であるとされ、「Safari 3.1.x」で現在使われているようなインタプリタを使用したトラディショナルな構文解析に関するオーバーヘッドを取り除くとされるレジスタベースのダイレクトスレッド・ハイレベル・バイトコード・エンジンを使用することで高速化が可能となるとのこと。
このオープンソースプログラムの取組みは、時期は不明ながら将来的に「Safari」ブラウザに導入される見込み。

Mac Rumorsでは、Mac OS X 10.5.3 のリリースわずか1週間後に、Appleは、Leopardの4番目のアップデートとなるOS X 10.5.4 の初ビルド (build 9E6) をデベロッパ向けにシードしていると伝えています。
今回のシードには既知の問題はリストされておらず、修正箇所もわずか一握りだけのようです。

アップルジャパンが、5月31日から6月29日までの期間、Appleショップ店舗にてApple Expertが、Mac購入についての悩みなどMacについての質問に答えるので参加するよう案内しています。

2008年5月31日から6月29日までの期間、Appleショップ店舗にてApple ExpertがあなたのMacについてのご質問にお答えします。ご質問は1グループ約45分間のセッション形式でお答えします。ご予約は、事前に日程・時間をご希望の店舗までお問い合わせ下さい。

実施店舗は、コジマ NEW静岡店、ケーズデンキ 東京ベイサイド新浦安本店、ケーズデンキ 新潟女池インター本店、ベスト電器 天久、コジマ NEW甲府店。

FNNニュースが、ソフトバンクモバイル「iPhone」日本発売について、街の声や専門家の分析を含めて特集を組んでテレビ放送しました。専門家の意見だと「ワンセグ」や電子マネーの機能がついていないことから、契約数は爆発的には増えないとみているとのこと。さらに、この契約については、ソフトバンクにとって直接的な利益はそれほど大きくないという見方をしています。

iSlayer.comから、メニューバー向けシステム監視ツール「iStat menus v1.3」がリリースされています（フリーウェア・Mac OS X 10.4 以降対応・2.9MB）。

このバージョンでは、インターフェースが改良されているほか、小さな不具合がいくつか修正されています。

CPUやメモリ使用率、ディスク状況、温度、ファン、Bluetooth、日付などのシステム状況をメニューバーからモニタできます。

「iPhone」予想ビデオ。日本発売決定を記念して.. [Read More »]

GIZMODEでは、10.5.3アップデート後に、LepardのCoreBundle.Typeという「Bonjour」経由で接続可能な機種情報がファイルされるパッケージに「iPhone/iPod touch」のアイコンが含まれていることから、「iPhone/iPod touch」が「Bonjour」を公式にサポートすることになるかもしれないと伝えています。

昨日、年内の「iPhone」発売を発表したソフトバンクモバイルですが、早速その効果が現れているようで、親会社のソフトバンクの株価が一時前日比で6.7%高にまで上昇、現在日経平均プラス寄与度の首位に立っています。
今朝の日本経済新聞朝刊では、

アップルは各国でiPhone利用者が支払う通話料金の一定割合を携帯会社から徴収する契約を結んでいるとされ、（ソフトバンクモバイルが）同種の契約を結んだかどうかは不明」と伝えており、市場には「ソフトバンクの業績向上に直結するか不透明」との指摘も出ている。

とされていましたが、Appleのブランド力はさすがで、発表翌日に早速効果が出たようです。
NIKKEIによると、クレディ・スイス証券の早川仁アナリストは、

ほかの携帯電話会社の契約者を取り込めそうなことやブランド価値向上など総合的に考えれば十分に前向きな材料。株価には割安感があるため、今後はiPhone発売による注目度の高まりで買い直しが進むことも期待できる。

と述べています。

Computerworldによると、Appleの「iPhone」は、今現在は、米国、英国、フランス、ドイツ、オーストリアの5カ国でしか販売されていませんが、2008年以内には50カ国以上で発売されるようです。そのなかには、昨日ソフトバンクモバイルからの年内発売が発表された日本も含まれることになります。