5月27日（米国現地時間）3連休明けとなった米NYマーケット。米NASDAQ市場におけるApple株の値動きですが、先週末より5.26ドルも上げて終値186.43ドル（+2.90% 出来高27,935,165）で引けました。その後、時間外取引でも若干上昇している模様。先週、米ゴールドマン・サックスは、同社の目標株価を185ドルから220ドルに引き上げました。
今年3月には110ドル台で低迷していた同社の株価は、その後力強い回復力を見せており、190ドル台回復を視野に、さらに昨年末に記録した最高値202.96ドルの更新も見えてきました。
今年1月には、Apple CEOスティーブ・ジョブズ氏が、サブプライムローンなどの影響で低迷する米経済のなか、同社株価が打撃を受けていることを認めつつも、株主には必ず損失を埋め合わせて、さらにいくらかの利潤を得られるとの確信を持っていることを従業員あてのメールの中で綴っていたといわれています。このなかで同氏は、株価が自社の要因を超える打撃を受けたと記しながらも、過去24ヶ月のパフォーマンスを引き合いに（株価チャートまで取り出して）ポジティブな見解を示して株主を励ましたということです。そして、いま、その通りになろうとしているのかもしれません。

まもなく発表される見込みの次世代「iPhone」について、その偽（？）リーク写真がオランダのサイト「iPhoneClub.nl」（翻訳）に掲載されています。匿名希望の情報筋によると、この写真はヨーロッパの有名アクセサリメーカーが出所だとのこと。
Mac Rumorsでは、背面が曲線を描くような外観は以前から噂の形状と一致はするが、このリークされたとする写真はあまりにも正確性に欠けており、ファンによって作られた偽写真だと言及しています。以前、iLoungeが、サードパーティ製ケースの製品スペックから「iPhone」の予想デザインを指摘していました。

Script Softwareから、クリップボード編集/表示ユーティリティソフト「CopyPaste Pro 1.0.4」がリリースされています（シェアウェア：20ドル ＊2008年6月1日より30ドルになるようです）。このバージョンでは、コンテキストメニューからのクラッシュやアーカイブのリネームに関するバグなどが修正されています。

Hamrick Softwareが、RAWデータ形式に対応した汎用スキャナツール「VueScan 8.4.73(6.9MB)」をリリースしています（シェアウェア・通常版39.95ドル・プロ版79.95ドル・無料体験版あり）。 [Read More »]

書籍、映画、音楽、ゲームソフトなどのトータルメディア管理ツール「Delicious Library 2.0」がリリースされています（シェアウェア 40ドル・13.7 MB・Mac OS X 10.5以降対応）。.Macとのシンクロ機能やカテゴリの追加、3Dグラフィックスの強化など。

「iPod」にも課金？メーカー側は無制限の拡大に対し反発
デジタル放送のコピー制限を緩和する「ダビング10*」の解禁問題で、5月29日の文化審議会小委員会が延期されることになりました（*9回まではデータを残したままコピー可能で、10回目で元データがハードディスクから消える仕組み。複製を１回に制限する現行の「コピーワンス」から10回に増やすプラン）。
延期の理由は、録画や複製向けデジタル家電に著作権料を上乗せする制度をめぐって、著作権団体と電機メーカーの対立が解消していないため。補償金をHDD内蔵型録画機や「iPod」など携帯音楽プレーヤーにも課すかどうかを検討して、29日の小委員会で最終調整する予定になっていました。

米Adobe Systemsから「Adobe Dreamweaver」「Adobe Fireworks」「Adobe Soundbooth」の次期バージョンとなる「CS4」のBetaプレビュー版がリリースされています。
今回のβ版はAdobe Labsから無料ダウンロードできますが、起動後48時間で利用できなくなります。ただし、現バージョンであるCS3ユーザは、シリアルナンバーを入力すれば、次のバージョンリリースまでこのβ版の利用が続けられるとのこと。

コンパクトサイズでスピーディーに読み取り
アクト・ツーが、2008年5月27日（火）より、ワンプッシュで驚くほど簡単・スピーディーに紙文書を電子化する
「 ScanSnap for Mac 」の販売を開始すると発表しています。 [Read More »]

Googleのブログによると、「iPod touch / iPhone」に最適化された各種Googleのサービスが、日本語で利用できるようになったとのこと。
「iPod touch」搭載のモバイル版「Safari」のスクリーンサイズを考慮したインターフェースを採用してより快適に使えるようになっています。
具体的には「iPod touch」の「Safari」で http://google.jp のアドレスを入力すれば以下のサービスがすべて日本語で利用可能に。

＊(*) Gmail、ドキュメント、カレンダー、リーダーは Googleアカウントが必要（無料）。
Googleモバイルチームは以下のコメントも出しています。

日本の携帯で一般的な、「カーソルキー＋決定ボタン」を使ったウェブブラウジングとは違った、近未来的な操作性を是非お試しください。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
「iPhone」が待ち遠しくなったひとも多いのでは？今週か来週にも日本マーケットにおける「iPhone」戦略が明らかにされるかもしれません。ドコモかソフトバンクか、はたまたその両社からか。昨年秋頃から白熱した両社の長い戦いの決着がまもなく見られそうです。
ドコモ中村維夫社長は昨年12月に渡米し、Apple スティーブ・ジョブズCEOと面談したとされていますし、ソフトバンク孫正義氏とジョブズ氏の個人的な親交の深さはあまりにも有名。実際、孫正義氏は「iPhone」が初めて発表された時に、現地会場にその姿があったほどです。

AppleInsiderでは、PCInpactというフランスのテクノロジ系サイト上の複数の「iPhone」ユーザから寄せられた情報によると、次世代「iPhone」へのアップグレードを優待するという2つのオファーを同国における「iPhone」独占キャリアであるOrangeから受け取ったようだと伝えています。
ひとつ目のオファーは、現行の「iPhone」を下取りに出して、わずか50ユーロ（約8,136円）で新しい機種にアップグレードできるというもので、もうひとつは、古い「iPhone」を下取りには出さないが、購入時には補助金が出るというもの。今のところOrangeはこの件について正式な声明を出していません。もし事実であれば、キャリアによるアップグレード奨励補助金というのは初めて。「iPhone」がワールドワイドに展開していくなかで、今後は各国キャリアによる独自性が打ち出されていくようになるかもしれません。