ここのところ110ドル台にまで下落していたAppleの株価ですが、2月27日（米国現地時間）AppleのTim Cook COO (最高執行責任者) が、ゴールドマンサックス主催の会合で講演中、年末までに1,000万台の「iPhone」を販売する目標達成に「強い自信を持っている」と語ったとことで一転、Appleの株価は大きく上昇しました。
2月28日（米国現地時間）米NASDAQ市場におけるApple株の動きですが、米時間10:45 AM（日本時間 0:25 AM 2/29）現在、127.5ドルにまで上昇しています。
【UPDATE】
米国時間11:16 AM（日本時間午前1時16分）に129ドルを超えました。
【最終UPDATE】
一時132ドル台にまで値を伸ばしましたが、利益確定後の売りも入り、結局この日は129.91ドルで引けました。これは前日の終値よりも6.95ドルも高く、この日だけで5.65%株価が上昇したことになります。出来高はかなり多めの57,180,269でした。

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AppleInsiderでは、市場調査会社Gartnerによると、市場シェア1%未満ながら携帯電話メーカーのトップ10入りを果たしていると伝えています。BlackberryメーカーのRIM（Research in Motion）も初めてランクイン（6位）しています。Motorolaは大きく後退し、Nokiaはシェアを伸ばしトップを堅持。

WIRED VISIONでは、Appleの研究開発費と出張旅費に関する米Morgan Stanley社の分析から、Appleは研究開発にますます多くの金を投じており、Steve Jobs CEOは、会社から提供されたジェット機「Gulfstream V」で多くの時間を過ごしていることが明らかになったと伝えています。
これによると、2007年第4四半期のAppleの研究開発費は前年同期比で34％増加、同年同期にSteve Jobs氏は空の旅に55万ドル（過去1年半の平均支出額の約3倍）を費やし、ジェット機のメンテ費は170%増加しているとのこと。
ただし、Financial Weekによると、売り上げに占める研究開発費の割合は、Appleのわずか3％に対して、Microsoftはその約5倍近く(14％)になるとのレポートもあります。

AppleのHot Newsでは、 Jim Dalrymple (macworld.com) 氏によると、Appleが今年1月のMacworldで発表したワイヤレス・バックアップ・ドライブ「Time Capsule」の出荷が開始されたとレポートしていると伝えています。製品を出荷したという通知が早期注文者にメールで通知されたようです。
現在、米国のオンラインストアでは出荷予定日が「5-7営業日」になっていますが、日本のApple Storeでは依然「3-4週」となっており、随分と開きがあることが確認されます。

Mac Rumorsでは、イタリアのメディアサイトsetteB.ITによると、3月6日に行われる「iPhone Software Roadmap」と題されるイベントでは、「iPhone/iPod touch」向けソフトウェア開発キット (SDK) の正式版は公開されず、ベータ版の公開にとどまるようだと伝えています。これによると、正式版は 6月に開催される予定の WWDC 2008 (Worldwide Developers Conference) にまでずれ込むかもしれないとのこと。
また、投資調査会社UBSのアナリストによると、3G版「iPhone」が今年半ばにはリリースされ、インフィニオンテクノロジーズ（Infineon Technologies AG）の3G通信チップが採用されるだろうと指摘しています。

AppleInsiderでは、O2アイルランドが、3月14日よりアイルランドで「iPhone」を発売すると発表している件で、無制限データ通信とVisual Voicemail（ビジュアル・ボイスメール）が含まれていないと指摘しています。Visual Voicemailは、到着したボイスメールのリストが提供され、直接目的のメッセージを聞くことができる機能のこと。

Primate Labsが「MacBook Pro」のベンチマークを掲載しています。

ベンチマークソフトGeekbench 2によるテストでは、新しい2.4GHz MacBook Pro (Early 2008) が旧モデル2.4GHz MacBook Pro (Mid 2007) より劣る結果に。 L2キャッシュが Penryn (2.1GHz/2.4GHz) の3MBに対して、Meromは4MBなので、この数値になったようです。ちなみにハイエンドPenrynは、L2キャッシュが4MBから6MBにUPします。
ただ、Penrynはマルチメディア拡張命令セット「SSE4 (Streaming SIMD Extensions 4) 」を搭載しており、グラフィックスやゲームなどのアプリの処理速度が大幅に向上しており、最大で40％の性能改善を実現するとされています。

［Updated］
2009年6月発売の新しい「MacBook Pro」のベンチマークテストはこちらに掲載しています。

Appleのトップページが、昨日から「MacBook」と「MacBook Pro」の誘導広告に固定されています。長かった「MacBook Air」から久々のチェンジ。「MacBook Air」の一つ前は「Mac Pro」でしたが、「Mac Pro」発表の一週間後に「Air」がリリースされたため、わずか1週間足らずで陥落しました。
トップページ広告で最近一番長かったのは「Leopard」（ただ、日本のトップページだけ12月19日から「iPod nano」に変更された）。
来週新しい「iMac」発表となれば、トップページ争奪戦は熱を帯びたものになりそうです。

Telefónica O2 Europe社傘下のO2 Irelandが、3月14日よりアイルランドで「iPhone」を発売すると発表しています。
「iPhone」は、O2直営店およびヨーロッパ最大の携帯電話小売業者Carphone Warehouseの各店で購入できるようです（英国と同じ図式）。本体価格は8GBモデルが399ユーロ（約64,000円）で16GBモデルが499ユーロ（約8万円）になっています。