「iPhone」はワールドワイドになれるのか?
CNET Japanでは、市場調査会社Gartnerよると、2007年に世界中で11億5000万台を超える携帯電話が販売されたと伝えています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
この数値をもとにするならば、Appleの「iPhone」販売台数は総携帯販売台数のわずか0.35%に過ぎないことになります。逆にいえば、この分野で成長する可能性もまだまだ大いにあることも指摘できます。
問題は中国とインドの2大成長市場をいかに克服できるかでしょう。Appleは最近中国チャイナモバイルとの交渉を打ち切っていますが、北京オリンピックイヤーの今年、また新たな展開を見せることも予想されます。
中国に次ぐ携帯電話ユーザー数を抱え世界で最も急成長しているインド市場は、契約者のうち4分の3はプリペード方式での契約を好むとされており、さらには携帯電話会社との契約方法やSIMロックの問題、インド国内の法律の問題などが障害になり、なかなか進展しそうにはありません。
欧州ではつぎつぎと「iPhone」次期投入の国名が挙っていますが、アジア地域の国についてはなかなか具体的な情報は入ってきていません。