internet.comでは、Sun Microsystemsのオーストリア支社で、SunとIntelで交わされた約1年前の提携に関する内容を含むPDFがネット上に流失して、このなかには、「Tigerton」の後継と推測される新しいマルチプロセッササーバ向けハイエンド「Xeon」プロセッサである「Dunnington」(開発コード名) の詳細資料が含まれていたと伝えています。「Dunnington」は、Intelの45nmプロセス「Penryn」に基づく6コア設計で、2コアごとに1つ、合計3つの2Lキャッシュと16MB の単一の3Lキャッシュという仕様。

Mac Rumorsでは、Appleがリリースした新しい「MacBook」と「MacBook Pro」は、プロセッサが 65nmプロセスのMeromから 45nmプロセスのPenryn（開発コード名）プロセッサへ変更されたが、以前行なったベンチマークからするとあまり大した性能の向上にはならないと伝えています。
ハイエンドのPenrynは、L2（2次）キャッシュが4MBから6MBにUPすることからわずかに性能の向上が見られるでしょうが、ローエンドのPenryn (2.1GHz/2.4GHz) は L2キャッシュが3MBであり、Meromの4MBより劣っています。これらが実機でどのくらいの違いを表すかは不明ですが、しかし実際に新しいPenryn2.4GHzを載せた「MacBook Pro」とMerom 2.4GHzを載せた「MacBook Pro」では、ベンチマークソフトGeekbenchでほぼ同等の数値でした。
ただ、Penrynはマルチメディア拡張命令セット「SSE4 (Streaming SIMD Extensions 4) 」を搭載しており、グラフィックスやゲームなどのアプリの処理速度が大幅に向上しており、最大で40％の性能改善を実現するとされています。

Mozilla Foundationから、多機能メールクライアントの最新版「Thunderbird 2.0.0.12」がリリースされています（フリーウェア・Mac OS X 10.2以降・ファイルサイズ19MB）。
同社のウェブブラウザ「Firefox」のバージョンと同期させるため、前回のv2.0.0.9からv2.0.0.12にスキップしています。 [Read More »]

昨日から今日現在にかけて、Appleから「iPhone/iPod touch SDK（ソフトウェア開発キット）」に関する発表は何もされていません。Appleは2月中の公開を約束していましたが、噂されていた発表イベントが開催されることなく、2月も今日を入れて残り3日となりました。
ひとつのシナリオとして昨日の新製品やニュースリリースと一緒に、SDK公開の「遅延」や「3月に発表イベント開催」などの発表があることも考えられました。しかしながら、何のアクションもありませんでした。唯一「iPhone/iPod touch」向けのFirmwareがリリースされ、このデータにはSDKへのサポートが含まれていると推測されています。
さて、SDK発表への情報も様々飛び交っており、Apple社内で流動的かつぎりぎりの折衝が行なわれているものと思われます。しかし、昨夜何もアナウンスされなかったことは、月内に公開される可能性が高まったことを意味するのかもしれません。

Hamrick Softwareが、RAWデータ形式に対応した汎用スキャナツール「VueScan 8.4.61(6.9MB)」をリリースしています（シェアウェア・通常版39.95ドル・プロ版79.95ドル・無料体験版あり）。 [Read More »]

昨夜発表された新しい「MacBook」および「MacBook Pro」には、Apple Remote（M489876/B) が付属しておりません。Appleのオンラインストアでは、BTOオプションで加えることができます。お持ちで無くかつMac OS X Leopard搭載のFront Rowを使用したい方は別途2,400円の出費となります。なお、前モデルのMacノートには付属していました。

2月26日（米国現地時間）米NASDAQ市場におけるApple株の動きですが、117.64ドルでスタートし、一時新製品の発表など買いの材料が集まり121ドル台まで上昇したものの、取引終了前に値を落とし、結局昨日より0.61ドル安い終値119.15ドルで引けました。出来高は多めの52,813,621。
この日は、新しい「MacBook」や「MacBook Pro」の発表、「iTunes」が米国第2位の音楽小売業者になるなどの買いの材料やニュースが多かったはずですが、上昇するどころか昨日より下落し、さらにその後時間外取引でも下げている模様。
「iPod」の販売減速や3G対応「iPhone」発売のメドが立っていないことなどから、上昇のきっかけさえつかめない状態。このまま4月末の決算まで行くとすれば、株価はどのレベルまで下がるのでしょうか。

Appleが、「iPhone/iPod touch」向けに、iTunes経由（自動検出方式）で「Firmware 1.1.4」をリリースしています。

新機能などは追加されていない模様ですが、ロック解除 (Jailbreak) をして、サードパーティ製のアプリケーションをインストールしている場合は破壊されますのでご注意を。また、Adobe Flash Playerへのサポートは依然されていません。
Mac Rumorsによれば、間もなくリリースされる「iPhone/iPod touch SDK（ソフトウェア開発キット）」で書かれたサードパーティ製アプリへのサポートが含まれているようです。
このほかにも、今回のアップデートは、「iPhone」に搭載されたカメラの機能向上やBluetoothの接続に関する問題修正、体感速度のアップなどを含んでいるようです。

Appleが、2GBモデルの「iPod shuffle (Second Generation)」(7,800円) の注文受付を開始したと発表しています。最大500曲の音楽を身につけられるクリップ式のアルミニウムのボディは、シルバー、ブルー、グリーン、パープル、そして(PRODUCT) REDスペシャルエディションの５色が用意されています。
現在、2GBモデルの出荷予定日は7-10 営業日となっています（米国なども同様）。1GBモデルは24時間以内可能。

Appleは、オンラインの「iTunes（アイチューンズ）」(www.itunes.com) が、世界最大の小売店Wal-Mart（ウォルマート）に次いで全米第2位の音楽小売業者になったと発表しています（リサーチ会社NPD Groupの最新データによる）。また、「iTunes Store」の利用者が5,000万人を超え、2007年のクリスマスの1日だけで2,000万曲を売り上げるなど、楽曲ダウンロード件数が累計で40億曲を突破したことも同時発表しています。
「iTunes」は、すべてのメジャーレコード会社および数千にのぼるインディーズ・レーベルから、600万曲以上の楽曲を提供する世界で最も大きいオンラインミュージックストアです。
Appleの「iTunes」担当エディー・キュー副社長は、

「iTunes Store」が信じられないほどの偉業を達成し、5,000万人以上の音楽を愛する皆様に心から感謝したいと思います。我々はこれからもより愛される「iTunes」になるよう、「iTunesムービーレンタル」のような優れた新機能を追加してまいります。

と述べています。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
今日の発表のなかで一番驚くべき事柄。「iTunes」は、昨年7月末にAmazonとTargetを抜いて米国第3位になったと発表されていましたが、最近になって第2位だったBest Buyを抜き去った模様。この半年の間、毎日500万曲以上の売上を上げていることになります。1日平均で500万曲という数字は「信じられないほどの偉業」と表現されてしかるべき。