DIAMOND onlineでは、「MacBook Air」の上位モデルが従来のHDDに代わってSSD (Solid State Drive) を搭載していることを取り上げており、サンディスク・マーケティング部の諸橋秀宣氏が「2010年末には、最大2割程度のノートがSSDに代わると予想しています」と述べていると伝えています。記事では、SSDはレスポンスが良くきびきびと動作するうえ省スペースが実現でき多くの魅力があるが、現状で唯一の欠点はその価格であると述べています。「MacBook Air」の場合も (プロセッサが若干高速にはなるにしても) 16万円近く値段が跳ね上がります。

Best Buyの在庫システムデータ上に新しい「MacBook Pro」登場、しかしダミーの可能性が高い？

Mac Rumorsでは、先週、新しい「MacBook Pro」の3つのモデルが米大手小売Best Buyの在庫システムに出現したという情報を得たが、今日になってそのスクリーンショットを入手できた伝えています (スクリーンショット1・2) 。
これによると、名前の欄は炭塗りされていますが、1,999ドルの小売価格になっています。
しかし、在庫システムの情報は信用性が低く、ダミーのネーミングや内容が書かれている可能性も高いようです。今回の件も、商品単位が現行の「MacBook Pro」と全く同じ小売価格 ($1999, $2499, $2799) になっていて、また、在庫データの日付が2008年2月10日を示しています。

例えば、Amazonは以前、Macworld Expoの直前に「 iWork ’07」と「iLife ’07」の商品ダミーネームを推測から載せたことがありました。しかしご存知の通り発売はされず、8ヶ月後の「’08」バージョンまでリリースされることはありませんでした。

Mac Rumorsでは、今回の新しい「MacBook Pro」に関して、プロセッサがPenrynになりトラックパッドに「MacBook Air」と同じマルチタッチが採用される程度の緩やかなアップデートになると予想しています。加えて、リリースが迫る中、現行の8ヶ月前の古いモデルを購入する意義が見いだせないとも言及しています。

Scotland on Sundayでは、Microsoftが米Yahoo!に対して買収の提案をしている件で、スティーブ・ジョブズ氏率いるAppleやルパート・マードック氏のNews Corpなどがホワイトナイトになる可能性に触れており、特に、Yahoo!のジェリー・ヤンCEOは、Appleのスティーブ・ジョブズCEOと親交が深いと伝えています。
記事では、インターネット検索でシェアが伸びないMicrosoftは、今後さらに拡大が予想されるネットビジネスで勝利するためには、このYahoo!買収が不可欠であると締めくくっています。

New York Timesが、今回のMicrosoft米Yahoo!買収提案について報じており、このなかでMicrosoftは、1980年代にパソコンのソフトウェアのシェアでAppleを引き離し、1990年代にはブラウザ戦争でNetscape Communicationsを玉砕するなどビジネスの戦いの中で大きな勝利を収めて来たが、シリコンバレー第三世代組のリーダーであるGoogleへのこれまでの作戦は失敗に終わっていると伝えています。
Microsoftは米Yahoo!がこの総額446億ドル (約4兆7,500億円) 買収提案を拒否する場合は、株式公開買い付け (敵対的TOB) に踏み切る模様です。

Washington Postでは、最新の公的研究機関 (FDA=米食品医薬品局) の調査によると、「iPod」は心臓のペースメーカーに影響を与えないという結論を出したと伝えています。
昨年「iPod」が、心臓ペースメーカーに悪影響を及ぼす可能性があると報じられたこともありました。
【in Addition】
実験に使用されたのは、第2世代「iPod nano」、第2世代「iPod shuffle」、第5世代「iPod with video」、HDD容量15GB「iPod」の4モデルで、無線LAN機能を搭載する「iPod touch」や、他社のプレーヤーについては調べていないとのこと。

ASCII.jpでは、昨日のApple Store銀座での「MacBook Air」デモ機登場に続いて、秋葉原のソフマップMac・クリエイターズ館で今日展示されたと伝えています。ただし、なぜか展示は本日2月2日 (土) 限定だということです。同店舗では、明日2月3日までに予約を行なうとオリジナルTシャツをプレゼントするとのこと。

AppleInsiderでは、Webに関するトラフィック解析サービス米Net Applicationsの1月のOS統計調査によると、オンライン・ユーザのApple Mac OSのシェアが過去最高の7.57%に達し、前月と比較すると3.6%増加していると伝えています（2007年12月は7.31%でした）。これは2007年1月のシェア (6.2%) から比べると21.7%増加していることになり、Microsoft Windows OSからシェアを奪っていることにもなります (ただWindowsの数字はNet Applicationsによると、MacのWindows仮想化利用がわずかに貢献しているかもしれないとのこと) 。
「Sfari」のシェアも過去最高の5.8%に増加しており、「Sfari」と「Firefox」が「IE」からシェアを奪っている結果が出ています。
「iPhone」のシェアも0.13%になって前月と比べてわずかにアップしています。
ただし注目すべきは、今回の新たな調査により、多くの「iPhone」が世界中で使用されているのが判明したことです。赤道ギニアやコートジボアール、カメルーン、セネガルなどのアフリカ諸国でのシェアが高いのは驚きです (ギニアでのシェア2.21%というのはダントツ) 。日本でも0.02%のシェアが確認されています。ネット先進国の韓国や米と敵対しているイランなどでは0%でした。

なお、これらの数値データは、40,000のウェブサイト（主としてe-コマースサイトや法人サイト）から収集されたデータの統計です。

ユーザ体感速度でSSDに軍配だが、+16万の価値は？

Mac Rumorsでは、「MacBook Air」の1.6Ghz HDDモデルと1.8Ghz SSDモデルのベンチマーク比較を掲載しています（SSDモデルはまだ出荷開始されていませんが、あるユーザがApple Storeのデモ機でテストしたとのこと) 。
これによると、1.8Ghzプロセッサ搭載のSSD (ソリッドステートドライブ) モデルは、CPU性能で数値通りに優っており、また、シーケンシャルリード/ライト (大量のデータを頭から順序よく読み/書きすること) は、シーケンシャルリードではSSDモデルが速く、シーケンシャルライトではSSDモデルが予想通り少し遅いですが、シークタイムが速いのでこれを補っています (そもそも回転数やキャッシュメモリなどの容量が大きければ大きいほどディスクの読み/書き性能は向上する) 。
ユーザーの体感に大きな影響を与えるランダムリード/ライトでは、SSDモデルが圧倒的に優れた数値を出しており、アプリケーションやOSの処理速度性能が高いことを示しています。
また、SSDモデルの方が、未確認ながらバッテリ駆動時間も優ると推測されます。
しかし、価格面ではHDDモデル￥229,800に対して、SSDモデルは￥388,400と16万円近く高価になり、価格的に選択に値するかどうかは各個人の (主に金銭的な) 考え方に依るでしょう（そこまでこのAirに求めるのなら「Pro」の購入を個人的には薦めたい）。

Appleのオンラインストアで、2.8GHz Intel Core 2 Extreme2.8Ghz (X7900) プロセッサを搭載した「iMac」最上位モデルの出荷予定日が「2-4」から「3-5」に変更されています。
米国では出荷予定日が「1-3」のままで昨日までと変更はありません。

「MacBook Air」の分解動画。お店 (パーツ交換・修理会社) のコマーシャルビデオです。
専門店だけあって手慣れた手つき。バッテリはネジを外すだけであっという間に取り外すことができ、やはり指摘されているようにサードパーティ製の商品がすぐにでも出てきそうです。 [Read More »]