2004年6月に「iTunes Music Store」がヨーロッパでスタートした当初から指摘されていた英国とその他ヨーロッパ諸国との価格差。イギリスの消費者団体は、「イギリス国民が他のヨーロッパ諸国民よりも余分な支出を強いられるのは差別的だ」などとして、英公正取引局（OFT）に調査を求めていました。EUの法令（独禁法）違反の疑いもあることなどから、2005年、OFTから問題の移管を受けた欧州委員会が調査に乗り出しました。Appleは当初、各国の経済モデルの違いが価格に影響しているとして価格差に関して問題視しない構えを崩していませんでした。
長い時間がかかりましたが、Appleは、ついに重い腰を上げ、正式に行動を起こすことになりました。

Appleは、本日、同社ウェブサイト上で、「Appleはヨーロッパ全土においてiTunesの楽曲価格を標準化します」と題するプレスリリースを掲載しました。
これによると、本日1月9日、Appleは、6ヶ月以内にイギリス国内の「iTunes Store」での楽曲販売価格の値下げをして、オーストリア、ベルギー、ドイツ、フランス、イタリアなどイギリス以外のヨーロッパ諸国の統一的な販売価格（これらの欧州諸国では0.99ユーロ）に合わせると発表しています。また、これに対して協力的でないレコード会社に対しては契約継続を見直す考えも示しています。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは「これはヨーロッパ全体の音楽マーケットにとって大きな一歩です」と述べて、さらに「我々は、すべてのメジャーレコード会社がヨーロッパ共通の価格設定を受け入れてくれるよう望んでいます」とコメントしています。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
ヨーロッパはひとつの国なのか？この方式で言えば、ネットショップも全国均一で販売しないといけないのか？国によって価格が異なるのは当たり前のことではないのか？なぜAppleは大きな譲歩をしたのか？そのうちマクドナルドも同じ料金にさせられるのか？これがジョブズ氏のいう大きな一歩であるならば、私はかなりがっかりだ。

バッファローが、昨日Appleから発表された新型「Mac Pro」( MA970J/A ) 用の DDR2メモリモジュール「A2/F800-EX2シリーズ」（２枚組、計２製品）を発売すると発表しています。 [Read More »]

Macノート向けのトラックパッド機能拡張ドライバー「SideTrack 1.6」がリリースされています（Mac OS X 10.2以降・シェアウェア15ドル・Size : 1.2MB）。このバージョンでは「Leopard」および「MacBook」と「MacBook Pro」の2007年モデルに対応しています。

Macworldでは、Appleが、Macworld Expoをちょうど1週間後に控えた今このタイミングに、なぜ「Mac Pro」と「Xserve」を発表したのかについての考察を掲載しています。

なぜあと1週間後に大きな舞台が待っているのに、このタイミングでの発表になったのでしょうか？まず考えられるのが注目度を高めたかったということ。ただし、今米国ラスベガスで行われている世界最大の家電展示会 CES (Consumer Electronics Show) の影響は無いでしょう。もっとも、ビルゲイツと元ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストSlashが一緒に飛び跳ねている光景を見て、Appleは、いてもたってもいられなくなったのかもしれませんけどね・・。Appleは、Macworldであまりにも多くの製品やサービスの発表を抱えているのかもしれません。90分の基調講演では収まらないような。
しかし、「Mac Pro」や「Xserve」のアップデートは、あからさまに言ってしまえば、下準備にはピッタリなのかもしれません。大舞台の上で、スペックを詳しく述べて、他のPCと速さ比べの実験をするような光景にはちょっと苛つくでしょう。つまりは、Macworldのような消費者向けの発表会でコアなMac Proユーザ向けの講演をせずに、もっと時間を割くべき製品やサービスがあるだろうということ。だからこそ、このタイミングで発表をしたのではないでしょうか。逆に言えば、このタイミングでの発表は、来週のMacworldへの期待感を高めてくれるとも言えるでしょう。

Mac NNでは、2008年1月1日から1月8日にかけて、米国特許商標庁が、Appleの「iPod」や「 iPod Shuffle」、「iPod dock」、「MacBook」、「MacBook Pro」、「QuickTime Player」などに対して14件の特許を発行したと伝えています。このなかでも「iPhone」に発行された特許は今までのApple製品特許取得の中でも最速にあたります。

「iTunes」で再生している曲の歌詞・アートワークを取得して表示する定番 Dashboard Widget「Sing that iTune! v3.1.3(249KB)」がリリースされています（フリーウェア・Mac OS X 10.4 以降および iTunes 7.5に対応）。 [Read More »]

Hamrick Softwareが、RAWデータ形式に対応した汎用スキャナツール「VueScan 8.4.54(6.9MB)」をリリースしています（シェアウェア・通常版39.95ドル・プロ版79.95ドル）。 [Read More »]

Mac Rumorsでは、読者からの情報によると、Foxの「Family Guy」というタイトルのDVDに「iTunes/iPod」互換のデジタルコピーが含まれていたと伝えています。
投稿された画像によると、表示画面に「このFoxデジタルコピーファイルはiTunes7.6以降が必要です」と表示されています。
WMVとH.264フォーマットが採用されて、Appleの「iPhone」や「iPod」と互換性があるデジタル権利管理システムが提供されることになるようです。

AppleInsiderでは、Appleが、来週のMacworldで、デジタル映画レンタルサービスのサポートがバンドルされた「iTunes」の新しいバージョン（現在確認されている情報ではv7.6）を発表するだろうと伝えています。伝えられるところによれば、料金は個々の映画によって2ドルから5ドルの間に設定され、ダウンロード後24時間以内の視聴が可能になる予定。また、Appleは、レンタルサービスの他に、DVDと同等のコンテンツを「iPod」と互換性のあるバージョンで配信すると見られています。

アップルストア銀座（ASG）では、本日1月9日（水）イベントなどは予定されていませんが、昨日の夜発表になったばかりの新しい「Mac Pro」と「Xserve」が本日より順次販売開始となっていますのでぜひ行ってみてください（実際に購入されるつもりの方は事前に電話することをお奨めします）。 [Read More »]