米映画大手ワーナー・ブラザースは、これまで中立の立場をとってきた「Blu-ray」と「HD DVD」間のフォーマット戦争が続いている次世代DVDについて、2008年後半からは、ソニーや松下電器産業などが進めている「Blu-ray」規格だけでソフトを発売すると発表しています。その理由について同社では、2つの規格が併存することで消費者の混乱を招き、次世代DVDへの関心が低くなるためだと説明しています。米国でのDVD販売数第1位のワーナーが「Blu-ray」のみを採用することで、「Blu-ray」陣営の優位は決定的。「HD DVD」を支持している米映画大手はパラマウント・ピクチャーズとユニバーサル・ピクチャーズの2社だけになり、規格争いの早期決着がみられるかもしれません。一方、東芝陣営は、驚きと失望と無念さを現す短いコメントを出しています。
Appleも、間近に迫っているMacworldで「Blu-ray」Discドライブを搭載したマシンを発表するようだと噂されています。一部情報では、フォーマットに左右されない「Blu-ray」と「HD DVD」両対応のコンボプレーヤーの採用もあるかもしれないとされましたが、この大きな流れの中では「Blu-ray」規格のみの対応で問題なさそうですね。

internet.comでは、最新版「Firefox」で、ポップアップのダイアログボックスにユーザ名やパスワードを入力する際に、フィッシング攻撃を実行される可能性があるので注意をするべきだと伝えています。Firefoxを提供しているMozillaは、この件については調査中だとしています。

Transmission Projectから、軽量で高速なBitTorrentクライアントソフト「Transmission 1.00」がリリースされています（Mac OS X 10.4以降対応・フリーウェア・Size : 2.3MB）。ダウンロード速度の安定した高速化といくつかのバグが修正されています。

Mac Rumorsでは、1月7日から10日までラスベガスで開催される世界最大の家電展示会Consumer Electronics Show（ www.cesweb.org ）が間近に迫るなか、Wall Street Journalによると、PCメーカーの中で「デザイン」に力を注ぐ企業が増えていると伝えています。Sonyではピンク色のVaioがどの色よりも多く売れたり、また、DellのXPS Oneは一部評論家から「ハードウェアデザインにおいてAppleのiMacと同等かまたはそれ以上だ」と評価されるなど成果も上がっているようだとしています。

アップルストア銀座では、本日1月5日（土）2:00 PMより、スペシャルイベント「ピリカラザリガニ団によるライブ」が開催されます（約1時間予定・入場無料）。ニューオリンズ・スタイルのこのブラスバンドは、「東京の街にニューオリンズ・ビートを響かせよう！」をコンセプトとして活動しており、伝統的なニューオリンズ・ナンバーをはじめとする数々の楽曲がホットな生演奏で楽しめます！
なお、明日1月6日（日）1:00PM 〜 3:00 PMに開催される「年賀状コンテスト」については、すでに参加応募者多数のため応募受付は締め切られています。

1月4日（米現地時間）、米NASDAQ市場におけるApple株の動きですが、昨日の終値194.93ドルから大きく値を下げており、米時間10:00 AM（日本時間 0:00 AM 1/5）現在、昨日の終値より約4ドル安い191ドル前後での取引になっています。昨年12月の米雇用統計悪化が明らかになり、個人消費が弱くなるとの見方が強まり幅広い銘柄が売られている模様。

【UPDATE】その後さらに値を下げて米時間11:00 AM（日本時間 1:00 AM 1/5）現在、189.45ドルまで下落（-5.48ドル/-2.81%）しています。
【UPDATE】その後さらに値を下げて米時間1:30 PM（日本時間 3:30 AM 1/5）現在、187.59ドルまで下落（-7.34ドル/-3.76%）しています。
【UPDATE】その後さらに値を下げて米時間4:00 PM（日本時間 6:00 AM 1/5）現在、180ドルを割り込んでいます。

【最終UPDATE】
結局この日は前日の終値から、14.88ドルも大幅に値を下げて（-7.63%）180.05ドルで引けました。出来高は通常の2倍近い51,570,348でした。JPモルガンが Intel の投資判断を引き下げたことから同社の株価が急落。また、EU諸国の軟調なパソコン需要も指摘され、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は大幅に6日続落、Appleのほかにも、Intel は -8.11%、Dell は -6.83%、HP は -5.60%、IBM は -3.59%、Google は -4.13%、Microsoft は -2.80%、Amazon は -6.74% など大荒れの状況でした。

TheStreet.comでは、「iPod」向けケース製造サプライヤーの1社である台湾Catcher Technology社が、12月の販売において45%のセールス下落をレポートしたと伝えています。同社のセールス不振は、予想された一桁台の衰退よりもはるかに低調で前年比で30%も低いものでした。
あるアナリストによると、同社は、この状況を「Appleによる在庫調整」と「マクロ経済がスローダウンしている現状へのAppleのより保守的な見解」のためだとしているとも伝えています。AppleもCatcher Technologyもこの件に関するコメントを拒否しています。ただし、記事では、この生産削減が単なる製品の切り替えの可能性もあると付け加えています。

閉鎖されるはずの「Think Secret」では、12月20日の「Appleとの和解」で記述された「ウェブサイトに関してはこれ以上発行することはない（Think Secret will no longer be published）」との見解に反して、その後も数回に渡り記事が掲載され続けています。そして、また今日も記事が投稿されています。

【最終UPDATE】
【Tsugawa.Tv’s Vision】
Tsugawa.Tvでは、このサイトに関しては、今後特別な動きが無い限り取り上げるのを休止したいと思います。なぜなら、このサイトには現在、記事にするような内容が皆無であり、また、閉鎖すると約束した最低限のことさえ守っていないような精神は当サイトの運営方針からかけ離れているためです。

AppleInsiderでは、Times Onlineによると、クリスマスシーズンにおけるイギリスでの「iPhone」販売が好調であったとするレポートを伝えています。

AppleInsiderでは、France Telecom傘下のOrangeは、発売後の4週間で「iPhone」をトータル7万台以上販売しましたが、代表のディディエ・ロンバール氏による10万台の目標には3万台届かなかったと伝えています。しかしながら、販売台数を発表する際に同社スポークスマンは目標台数が5〜10万台であったとしており、7万台は想定の範囲内であったとも言及しています。Orangeは以前、最初の1週間に3万台の「iPhone」を販売したと明らかにしていることから、その後の3週間平均で見ると1.3万台／週の販売数まで下落したことになります。7万台の販売数のうち48%が新規加入者向けであり、正当なロック解除「iPhone」購入者は3,500件未満であったと説明しています。
【Memo】
現在、ロック解除「iPhone」が唯一購入可能な国がフランスです。649ユーロで何の契約にも縛られない完全にフリーな（他社のネットワークで使用できる）「iPhone」が入手できます。ただしこの場合、正式にロック解除するためにはさらに100ユーロが課金され、合計749ユーロになります。ただし、フランスで購入したこのロック解除「iPhone」にはフランスの携帯電話会社のSIMカードしか使用できないロック機構があり、米国など外国のSIMカードを挿入しても、現地の電話会社を利用して発信できないようです。