本格的カーナビアプリとして世界初、iPhone 3.0対応の欧州向けカーナビアプリ

ドイツのGPSナビメーカーNavigonは、iPhone/iPod touch向けとして世界初の本格的なルートマップと音声案内機能を搭載した、リアルタイムナビゲーション用アプリケーション「MobileNavigator Europe（App Store）」を公開しました。

動作環境は、iPodne OS 3.0 を搭載したiPhone/iPod touch で、価格は6月30日まで94.99ドル（その後値上げの見込み）、ファイルサイズは1.65 GBとなっています。

欧州向けにリリースされた「MobileNavigator Europe」の主な特徴として、2D/3D地図表示に対応し、縦および横向き（ポートレート/ランドスケープ）に対応するほか、iPhone内のアドレス帳との連携や、正確な音声案内、200万点以上の地点情報と施設情報表示、音声による速度アシスタント、NAVTEQのデジタルマップ、昼夜切り替えモード、多言語サポート、帰宅経路検索など多くの機能が提供され、同アプリを使用中に途中で電話が入ったとしても通話後には自動でナビ動作が再開されます。

WWDC 09の基調講演で、GPSナビゲーションメーカーTomTomは、iPhone向けカーナビアプリ「TomTom for iPhone」のデモを行い、同アプリは一躍世界中の注目を集めましたが、リリース時期は「MobileNavigator Europe」より若干遅れて、現在のところ夏以降の見込みです。
Navigon AGやTomTomのほかにも、GarminやTelenavなども同市場参入の予定です。

画面のロック解除音やSMSの着信音が可聴帯域を超える高周波に？

BGRによれば、AppleのiPhone最新モデル「iPhone 3G S」のサウンドファイルに問題があるようであり、スクリーンのロック解除音や、SMSの着信音が15KHzの高周波（超音波）帯域になっていて、iPhoneから出るこれらのサウンドが一部の人には聞こえづらい仕様になっているということです。

バイブレーション設定にすれば高周波音は発生せず、このサウンドの問題は、おそらくはソフトウェアに起因するもののようだとされています。

プロセッサの分だけ速くなったが、HSDPAの下り速度4倍増実現はまだ先

Engadgetでは、昨日米国などで発売開始となった「iPhone 3G S」について、デバイス自体はデータ通信速度が7.2Mbpsのダウンリンクに対応したとされる一方で、米国内ではAT&Tのネットワーク整備の遅れが原因で、従来モデル「iPhone 3G」と通信速度が上りも下りもほぼ同じだったと伝えています。

米通信事業会社AT&Tは、シカゴ地域で、HSPA（High Speed Packet Access）のダウンロード速度を倍増させるテストを行っていましたが、そのシカゴで行った「iPhone 3G S」と「iPhone 3G」のスピードテストでさえも、データ通信速度にあまり差は生じなかったようです（上スクリーンショット参照）。

「iPhone 3G S」の方が、雀の涙ほど（DLで100kbps程度）高速だという結果になりましたが、これは搭載CPUが高速になったためだと推測されます。

AT&Tは、米国におけるiPhoneの独占キャリアであり、米国でiPhoneを使う以上、ロックを解除する以外、AT&Tの電話回線を使用しないわけにはいかず、米国の「iPhone 3G S」ユーザは、今しばらくの間、最高7.2MbpsのHSPAモードへの対応はお預けとなります。

AT&Tは、HSPAをさらに高速化させた下り最大21Mbpsの「HSPA+」へ年内後半にもシフトチェンジする計画があると伝えられていましたが、ベースステーションのソフトウェアをアップグレードするだけで対応可能という7.2Mbpsモードの整備だけで手一杯のようにも感じます。

手術は成功・回復順調＝復帰後しばらくはパートタイムの見通し

The Wall Street Journalでは、現在療養中で職務から離れているAppleスティーブ・ジョブズCEOが、約2ヶ月前に米テネシー州において、肝臓移植手術を受けていたと伝えています。
同氏は今年1月、ホルモンバランスを崩して治療を受けていることを明らかにし、6月末までの半年間、長期療養することを表明していました。

ジョブズ氏は2004年8月に珍しい種類の膵臓（すい臓）がんの手術を受けており、WSJ紙によれば、がんが肝臓に転移した恐れがあるようだと専門家が指摘したということです。
また、同様の手術の5年生存率は、およそ75%だとされています。

4月に行われた肝臓移植は成功し、復帰は予定通り6月末を予定しているとしながらも、復帰後すぐのフルタイム勤務は難しそうであり、しばらくの間はパートタイムで職務にあたることになりそうです。

［via MacRumors］

「最も速く、パワフルなiPhone」

ソフトバンクモバイルは、同社系列の「Yahoo! Japan」トップページ・ブランドパネル部分に、「iPhone 3G S」の広告バナー（Flash）を掲出しています（下イメージ参照）。

広告のクリック先は、ソフトバンクモバイルの「iPhone 3G S」トップページです。
同社はこれまでも、定期的に「iPhone」の広告をYahoo! Japan に掲出しており、国内でもっとも訪問者数の多いポータルサイトに広告を出すことで、来週26日に国内で発売開始となる同スマートフォンを強力にプッシュしたい狙いがあります。
ちなみに、Yahoo! Japan は1日平均約13億ページビューのアクセスを誇ります。

また、ソフトバンクモバイルは、SMSにてiPhoneユーザに対し、「iPhone OS 3.0」が公開されたことを案内しました。

このなかで同社は、更新と同時にMMSが利用可能となるよう、MMS用のメールボックスを用意していると述べる一方で、30日間の保存期間が過ぎると、メールが自動削除されるため、7月14日までにソフトウェアの更新をするよう促しています。

まもなくApp Storeで公開される予定になっている「新着MMS受信」アプリを使用すれば、メール削除前のメールボックスにあるメールを読み出すことが可能になります。

ウォズ、「列の先頭へ行きたい」

MacRumorsでは、フォーラムに寄せられた情報として、現地時間朝19日朝（つまり「iPhone 3G S」発売当日）、カリフォルニア州サンノゼのバレーフェアにあるApple Storeに、Appleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック（Steve Wozniak）氏が現れ、ストアマネージャーとしばらく話した後、列の一番前に行きたいと列に並んでいる人たちに申し出て、皆の許可を得たうえで先頭に行き、同店で一番最初に「iPhone 3G S」を購入することができたと伝えています。

ウォズは、午前4時前には同店に来ていたようで、4時半頃になって「一番最初に購入したい」と現場に並んでいる人たちにお願いしたそうです。
しかも、さすがVIPだけに、店は予定の7時より1時間以上も早い5時54分にはオープンし、ウォズだけでなく他の並んでいた顧客も早く買うことができたそうです。

Appleの最新スマートフォン「iPhone 3G S」が発表されて10日が経過し、欧米の一部の国で「iPhone 3G S」が発売開始となるなか、Appleは今週iTunes経由で公開した「iPhone OS 3.0」に関するサポート記事を多数公開しています。

■ iPhone 3.0 ソフトウェアアップデートでアプリケーションが使用できない場合の対処方法

「iPhone OS 3.0」にアップデートした後、アプリが正常に動作しなくなった場合、開発者からアップデートが入手可能かどうかを確認する方法。

■ iPhone：MMS のシステム条件

MMSのシステム条件と、MMSを使い始めるための方法。

■ iPhone 3G：MMS のトラブルシューティング

SMS/MMSの送受信に関するトラブルシューティング。

■ iPhone OS 3.0 へのアップグレード後にカスタムAPNを使って携帯電話ネットワークデータサービスが使用できない

「iPhone OS 3.0」にアップデートした後、「インターネットサービスへのパケット通信による接続」「ビジュアルボイスメール」「MMS」などといった、携帯電話ネットワークデータサービスが使用できなくなる場合の対処法。
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ついに欧米で正式リリース＝「iPhone 3G S」と「3G」の違いは？

一昨日、メディア向けに先行配布された「iPhone 3G S」の専門家によるレビューを投稿しましたが、19日には「iPhone 3G S」が世界中で発売開始となり、多くの一般ユーザや情報サイトによるファーストインプレッションが届き始めました。
もっとも今日リリースされたのは数カ国だけで、日本では1週間後（日付変わってあと6日後）の発売となります。

■ MacRumorsより

「iPhone 3G S」と「iPhone 3G」のデバイス自体の筐体デザインや大きさは全く同じですが、パッケージには若干の違いがあったようです。

「iPhone 3G S」(左) と「iPhone 3G」(右) のパッケージの違い

先行予約が可能になったこともあり、「iPhone 3G S」を買い求めて並ぶ列は例年ほど伸びませんでしたが、週末に掛けての早期出荷台数は、昨年の「iPhone 3G」を上回るかもしれないということです。昨年は、発売直後の週末だけで100万台以上を売り上げました。.

「iPhone 3G S」と「iPhone 3G」のケース（筐体）は同じでも、中身はまったく異なっており、一番の違いは、やはりそのスピードのようです。

プロセッサとRAMが大幅に強化されたことで、「iPhone 3G S」の起動やアプリケーションの実行速度は全体的にかなり速くなっています。
モバイル版「Safari」については、「iPhone OS 3.0」によって、WebKitやJavaScriptエンジンがバージョンアップしており、現行「iPhone 3G」でも若干表示速度がアップしていますが、「iPhone 3G S」はさらに高速です。
「iPhone 3G S」の「S」はスピードの「S」であり、強化されたCPUとRAM、より大容量のFlashメモリ、そして新しいOSの実装により、従来モデルより総じて2倍高速になったとされています。
しかしながら、「iPhone 3G」のOSを「iPhone OS 3.0」にアップデートするだけでも、カメラの起動やWebページ表示、メール送受信、文字打ち、検索機能などのスピードがアップしており、必ずしもハードウェアのアップデートのみによる高速化という訳でも無さそうです。

iPhone 3G S – iTunesでアクティベート時に不具合

欧米の一部の国で、現地時間19日に発売開始となった「iPhone 3G S」ですが、米国の一部顧客によれば、アクティベートのプロセスで不具合が発生し、問題が解決するまで最大48時間掛かるという警告文が表示されたということです。

これによると同日東部標準時間の昼過ぎに掛け、iPhoneアクティベーション用サーバに負荷が掛かりトラフィック障害が起きたようで、メッセージのなかでAppleは、不便を謝罪するとともに、AT&Tのネットワークへアクセスできない問題が生じており、アクティベート完了後にメールで案内すると表記されています。

しかし一方で、この日発売となった欧州各国および米国の早期購入ユーザからのレスポンスによれば、アクティベートはスムーズに素早くできたようであり、この問題は米国時間の午後になって急速に発生し広がったようです。
一部では、AT&Tに電話で問い合せて問題が解決したという報告もあるようですが、AT&Tも問題を掌握していないようで、必ずしもそれにより不具合が取り除かれることもないようです。

ただし、これまでの2回（初代iPhoneとiPhone 3G）と違って、サーバがダウンしないだけでも、若干の進歩と反省は見て取れます。
最大2日というのは、いわば脅し文句であり、おそらくは数時間で問題は解決すると思われます。

［AppleInsider | Cnet］

iPhone 3G Sで撮影・投稿したことが一目瞭然に

YouTubeは先ほどから、AppleのiPhone最新モデル「iPhone 3G S」で、撮影してアップロードした動画について、「詳細」部分に、「Uploaded Using＋Appleロゴ＋iPhoneマーク」の表示をするように仕様を変更しています。

「詳細」部分をクリックすると、黒ベタに白抜きの横長アイコン画像が表示され、AppleのリンゴマークとiPhoneの文字が記されています。
これにより、ユーザが「iPhone 3G S」からアップロードしたことが明確となります。
このマークをクリックすると、米AppleのiPhoneサイトhttp://www.apple.com/iphone/にアクセスします。

［YouTube］iPhoneからアップロードしたことを示すロゴ