Tap Tap Revenge 2、Apple Push Notificationサービスをサポート

iPhone OS 3.0 の正式リリースが迫るなか、人気iPhoneゲーム「Tap Tap Revenge 2」はすでに、プッシュ型通知サービス（Push Notification Service）をサポートしているようです（via 9to5Mac）。

このビデオによると、現在App Storeで公開中の「Tap Tap Revenge 2」（バージョン2.6）は、iPhone OS 3.0で実装されるPush Notificationをすでにサポートしており、スプリングボードのアイコンに新しいフィードアイテムがバッジ表示されるようになっています。また、友人からのチャレンジをSMSスタイルでアラート表示もできます。

「Tap Tap Revenge」はもっともダウンロード数の多いiPhone向けゲームアプリのひとつで、iPhone/iPod touchユーザの約30%がダウンロードしたとされており、まもなく新サービスを搭載した「Tap Tap Revenge 3」がリリースされるようです。

プッシュ通知サービスは、様々なメッセージや情報などをAppleのサーバ経由で通知（アラート）してくれる機能であり、アプリケーションがオフの時でも、バックグラウンドで新着情報をリアルタイムに受け取ることが可能となります。
Appleは現在、AOLのAIMインスタントメッセンジャー（デベロッパプレビュー版）を使用した、プッシュ通知サービスの大規模なプライベートテストを実施中であり、6月18日に公開されるiPhone OS 3.0ソフトウェアアップデートでは、このほかにも、カット／コピー／ペースト機能をはじめ、Spotlight、MMS、アプリ内決済、Bluetooth P2P、Find My iPhone、Google Mobile Maps、シェイクによるシャッフル、Voice Memo、横向き（ランドスケープ）画面など、100を超える新機能が追加される予定です。

スヌーピーのパズルゲーム＝完成イラストを壁紙に利用可

キャラクタービジネスを展開するテレビ東京ブロードバンド (TXBB) は6月15日、日本で初めて「SNOOPY」を起用したiPhone/iPod touch向けアプリ「SNOOPYの15パズル」を、同日よりiTunes Store内App Storeにて配信開始すると発表しました。

「SNOOPYの15パズル（SNOOPY 15 PUZZLE）」の価格は115円で、iPhone OS 2.2.1以降を搭載したiPhone/iPod touchで利用できます。
ゲーム内容は、4種類のイラストから1枚のイラストを選択後、iPhoneの操作性を活かしながら、16個のバラバラになったピースを移動させイラストを元通りにするというもので、完成したイラストを壁紙として使うことも可能。

TXBBはこれまでにも、SNOOPY関連のモバイル向けコンテンツ配信サービスとして、「いつでもSNOOPY」「FUN TIME SNOOPY」「きせかえSNOOPY」などを展開しており、今後、世界規模で市場拡大が見込まれるiPhoneなどのスマートフォン向けコンテンツ配信に注力していくとしています。

ジョブズ復帰後の経営体制は？

日経BPでは、BusinessWeekの記事として、Appleスティーブ・ジョブズCEOが6月末に長期療養から予定通りに復帰する見込みであることに触れ、カリスマCEO不在の同社の舵取りを無難にこなしてきたティム・クックCOOが、今後いずれかの時期に、ジョブズ氏に代わってCEOに昇格するのがいいのではないかという意見が出ていると伝えています。

記事では、この半年間、クック氏は日常業務を順調にこなし、ソニーやデルなどのライバル企業がリストラを行うなかAppleは好調に業績を伸ばしていることから、ジョブズ氏の後継者としてクック氏がCEOに昇格し、ジョブズ氏は会長 (chairman) となり、「最高イノベーション責任者 (Chief Innovation Officer) などの役職を兼任すればいいのではないか」と指摘されており、Needham & Co. のアナリストであるチャールズ・ウルフ氏は「それが妥当である」と分析しています。
現在、ジョブズ氏に代わって陣頭指揮を執っているティム・クック氏は、今年2月に行われた株主総会を取り仕切り、さらに先週開催されたWWDC 2009の基調講演は、フィリップ・シラー上席副社長が担当しました。

一方で、ジョブズCEO不在が影響して、Appleの株価が10─20%程度割安で取引されているという指摘もあり、ジョブズ氏の去就問題からCEO復帰後の経営体制に話題が移っても、同氏の動きを多くの市場関係者が注視していることに違いはありません。

NEW MacBook Pro – インターフェースがダウングレード＝SSDデータ転送速度に影響

MacRumorsによると、先週WWDC 2009で発表された新しい13インチ／15インチMacBook Proに搭載されているシリアルATAハードディスクのインターフェイスが、3.0Gbitから1.5Gbpsのデータ転送速度にダウングレードされているようです。

これによると、13インチホワイトポリカMacBookや新しい17インチMacBook Pro、または13インチMacBook Airには、これまでのように3.0Gbit SATAインターフェースが採用されているにも関わらず、新しい13インチ／15インチMacBook Proは1.5Gbpsのインターフェースにダウングレードされているということです。
シリアルATA（SATA：Serial Advanced Technology Attachment）は、MacとHDD/光学ドライブを接続するインターフェース規格であり、通常のHDDのパフォーマンスには影響しないものの、SSD（ソリッドステートドライブ）を搭載した場合は数値上のデータ転送速度に大きく影響を及ぼします（下 ベンチマークテスト参照）。

旧13″ MacBookと新13″ MacBook ProのSSDパフォーマンステスト

新型MacBook ProにはSDカードスロットが搭載されたことでマザーボードの再設計が行われ、SATAのインターフェースが変更（SATA 3.0→1.5Gbit/s）されたのかもしれません。
3.0Gbit／秒から1.5Gbps／秒にインターフェイス規格がダウングレードしたことにより、RAWディスクの入出力データ転送率が低下し、特にSSDの読み込み（シーケンシャルリード：大量データを順序よく読み込む）速度に大きな差異が生じます。
しかし、ユーザ体験上の違いが必ずしも生じるという訳ではありませんし、おそらくは体感できないほどのスピードの差が生じるに過ぎないと思われます。

今後、ファームウェアアップデートなどで修正されるか（可能かどうか？）は不明です。

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市場は過小評価も売上増は確実＝6月のMac出荷台数は前年比5%増を予想

Appleは先週、WWDC 09において、MacBookファリミーのアップデートを発表し、各モデルの低価格化をアナウンスしましたが、AppleInsiderでは、市場投資会社Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏によると、ウォール街はMac値下げによる売上への影響を過小評価しており、必ずしも出荷台数増につながるとはみていないようだと伝えています。

市場調査会社NPDは5月のMacの出荷台数をまだ発表していませんが、マンスター氏は、前年同月比で2〜5%程度落ち込むだろうと予想しています。
しかしながら同氏によると、仮に5月の出荷台数が前年同月比で最大28%減だったとしても、4〜6月期のMac出荷台数は、前年同期比で10%減程度に収まるだろうと予想しています。

マンスター氏は、新型MacBookファミリーの市場投入によって、6月のMac販売台数が、前年同期比で5%増となると見込んでおり、4月のMac出荷台数の減少幅が小さかったことなどを受けて、仮に5月が大きく落ち込んだとしても、3ヶ月ベースでみたときには、それほど大きな下落にはつながらないだろうと分析しています。

一方、5月のiPod出荷台数は前年同月比で5〜10%減が予想されており、当期は前年比ベースで初の減少（7%減）が見込まれています。

最大で20〜35%オフ＝旧アルミMacBookが9万円台も

先週、MacBookファミリーがアップデートされたことを受け、ヨドバシカメラなどが、旧MacBookファミリーを値下げして販売しています。 [Read More »]

民事再生を申し立てたMacクローンメーカーに厳しい姿勢

AppleInsiderでは、IntelベースのOpenComputerにAppleの許可無く「Mac OS X」を無許可でプリインストールして販売していたPsystarが、先月自己破産申請した件について、Appleは今週、Psystarの破産はAppleからの著作権に関する告訴をかわすための防衛策であり、猶予を与えることで非合法な販売継続を認めることになるとして、フロリダ州南部地区の連邦破産裁判所に提訴したと伝えています。

Appleは、UNIXの著作権を巡り争っていたThe SCO GroupとNovellの訴訟について言及し、PsystarがSCOのように、破産法保護のもとに倒産を隠れ蓑にして、同じような非合法ビジネスを継続する可能性があると申し立てています。
PsystarはAppleの申し立てに対して反応を示していませんが、25万9,000ドルとされる負債額うち、75,000ドルの訴訟繋属がAppleに割り当てられているため、Appleの申し立てを無視できない状況にあるようです。

「今までで最高のバッテリ」

AnandTechでは、新しい15インチMacBook Proのバッテリ駆動が最長8時間以上可能であったと伝えています。
Appleによると、13／15インチモデルは、1回の充電で最長7時間（17インチモデルでは最長8時間）駆動するとされています。

これによると、ライト版テスト（Flash無しのワイヤレスWebブラウジング＋iTunes再生＋スクリーン輝度半分の環境）において、8時間8分（8.13時間）を記録したということです（下グラフ参照）。

旧MacBookファミリーとのバッテリ寿命比較

WebブラウジングにFlash表示を含む負荷をかけた状態のテストでも、旧MacBook Pro（Late 2008）のバッテリ駆動3時17分間に対して、新しい15インチMacBook Proは6時間29分を記録しました。これは、バッテリキャパシティ46%増に対し、バッテリ寿命は100%近くアップしたことになります。

さらに、負荷の高いヘビー版テスト（10GBのファイルDL＋Flash無しのワイヤレスWebブラウジング＋480p XviDフォーマットのQuicktime再生）でも、旧モデルを圧倒しています（下グラフ参照）。

ヘビー版バッテリ寿命テスト

Appleは新しい内蔵型バッテリにおいて、1ミリ単位で無駄を省きながら、無駄なパーツ類を排除する基礎構造を構築し、サイズと重量を増やさずに寿命をのばすために、リチウムポリマーバッテリを採用しています。
この新しいバッテリは、先端化学とAdaptive Chargingによって、容量が80パーセントに低下するまでに、通常の3倍以上となる1,000回の充電サイクルをサポートします。

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米AT&TのiPhone 3G S先行予約分が売り切れに＝「 並はずれた需要」

BoyGeniusReportによると、米AT&Tの「iPhone 3G S」発売当日向け先行予約分が早くも売り切れとなり、7〜14日待ちの状態になっているそうです。

AT&T直営店向けに発信されたとされる内部文書（上 メール写真）によると、6月13日（土）以降に予約した顧客は7〜14日待ちになるとされており、6月12日（金）までに予約した顧客は、発売当日（6月19日午前7時）に受け取れる予定で、商品が届き次第メールで通知されることになっています。
しかし、売り切れになったのはあくまでAT&Tに割り当てられた先行予約分（どのくらいの数量かは不明）だけであり、Appleオンラインストア経由のほか、発売当日にAT&T直営店やApple Store、Best Buy、ウォルマートに並べば、リリース日に購入できるようです。

Appleが噂通り「Mac OS X 10.5.8」をデベロッパにシードへ

MacRumorsでは、AppleがMac OS X 10.5（Leopard）のデベロッビルドパ版「Mac OS X 10.5.8 build 9L14」を開発者向けに配布を開始したと伝えています。

［更新記事］Apple、「Mac OS X 10.5.8」「Tiger Security Update 2009-003」「Safari 4.0.2」公開（2009-08-06）

このMac OS X 10.5.8最新ビルド版では、iDiskやiCal、Spotlightなど27の分野に主に焦点を当てており、数多くの修正や変更点がリストされているとのこと。
そして、今回の「Mac OS X 10.5.8」が、次期メジャーアップデート「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」リリース前の、Leopardのファイナルマイナーアップデートになるようです。もっとも「Mac OS X 10.5.7」の時もそのように言われていましたが。

2009年9月発売予定の次期「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」へのLeopardからのアップグレード価格は29ドルであり（ファミリーパックは49ドル）、さらに、2009年6月8日以降にMac OS X Snow Leopardが搭載されていない対象のMac、Xserve購入者は、「Mac OS X Snow Leopard」に9.95ドルでアップグレードできる（Snow Leopard Up-to-Dateプログラム適用）予定になっています。
ほかにも、Tigerユーザ向けには、Ｍac OS X Snow Leopard、iLife ’09、iWork ’09が含まれた「Mac Box Set」が、169ドル（同ファミリーパックは229ドル）で用意されます（＊いずれも日本での発売価格は未定）。
ただし、必要システム条件として、Intelプロセッサを搭載したMacのみのサポートになっており、PowerPCユーザは「Snow Leopard」を搭載することはできません。