Appleは4月9日、MobileMeの1世代前の.Macアカウントを使用したサービス「.Mac HomePage」とそのグループ機能「.Mac グループ」について、今年の7月7日でサービスを終了させると発表しました。

Appleによると、HomePage Webアプリケーションは2009年7月7日をもってオフラインとなり、それ以降は、新しいページを作成したり、公開済みのページを編集したりすることができなくなるとしています。

すでに公開済みのページについては、アクティブなMobileMeメンバーである間は、自分で削除しない限り既存のWebアドレスで表示できるとし、ページに変更を加えたい場合は、2009年7月7日までに行う必要があります。
公開済みページを削除するには、2009年7月7日までは、HomePageアプリケーションから可能ですが、7月7日以降はページを手動で削除する必要があります。

.Mac グループサービス終了後は、グループページやメッセージボード、メールアドレス、iDiskの「Groups」フォルダなど、全機能が利用できなくなります。
ただし、iDiskの「Groups」フォルダに含まれる全ファイルは、「Groups Archive」という新たなフォルダに移行され、アクティブなMobileMeメンバーである間はアクセス可能になるとしています。

4gamer.netでは、ゲーム開発大手ゲームロフト社 (Gameloft) が、ハルシオン社とライセンス契約を締結して、新「ターミネーター」シリーズ3部作の第一作目となる映画「ターミネーター4」（Terminator Salvation）の公式アプリの開発・配信を行うと発表したと伝えています。

この公式アプリ（Terminator Salvation for iPhone）は、5月22日の映画公開（米国）と同時に世界で随時配信開始予定となっています（日本での映画公開は6月13日）。
日本国内では、iモード、EZwebおよびYahoo!ケータイの3キャリア、iPhone/iPod touch向けに配信が行われます。
ゲーム内容の詳細は不明で、今現在スクリーンショットが数枚公開されただけです。

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Web標準化の策定作業に横やり、ロイヤリティ・フリーでの使用を認めず

Web標準化団体であるW3C（World Wide Web Consortium）は、クライアント側で動作するウィジェット（ガジェット）規格「W3C Widgets 1.0」の互換性を確保するために、構成パッケージや処理方法などの仕様を策定する作業を進めています。

その策定を中心となって進めているW3CワーキンググループOpera社の開発者がブログで、ウィジェットのパッケージに含まれる自動ソフトウェアアップデートの技術が、Appleの保有する特許（No. 5,764,992）を使っているとApple側が主張し、この技術が無断で使用されることを拒否していると述べました。

同氏は、Appleが特許のロイヤリティを主張することにより、W3Cワーキンググループは規格を修正する作業に追われ、策定を遅延させることになるとして、Appleの姿勢を強く非難しています。
同氏によれば、特許の取り扱いに関する調査を行う諮問委員会「Patent Advisory Group（PAG）」を召集して、Appleの主張に今後どのように対応するか検討するとしています。

Appleが主張しているテクノロジは、1998年6月に同社が取得した特許であり、公開されている特許書類によると、コンピュータで動作中のソフトウェアプログラムが、主要ファンクションを遮断すること無く、ユーザに分かりやすい形態で、新バージョンへアップデートする技術だとされています。

13インチMacBookポリカーボネートタイプで生じたクラックへの対応を正規サービス店に指示

13インチMacBookのホワイトモデルのケースに、通常使用の環境でもひび割れ (クラック) が生じることが報告されていた件について、Appleはこれまで修理を拒む姿勢を一部で見せたとされて来ましたが、AppleInsiderでは、Appleは今年3月、これまでの姿勢を変えて、正規サービスプロバイダに対し、欠陥があるボトムケースの交換に応じる方針を示したと伝えています。

これによると、MacBookのパームレストとトラックパッドの下側、I/Oポートの周囲、後部の角部分、そして後部の換気部分という4つのエリアで問題が生じる可能性が高いと述べられており、これらのセクション以外についても、ひび割れが入る可能性があると言及されています。
また、Appleはサービスプロバイダに対して、MacBookのクラックが、落下などによるものなのか、通常使用で生じたものなのか慎重に判断するよう求めているとされます。
問題が無いようであれば、保証期間外であっても、交換が適用されるようです。
これらのポリシーは、MacBookブラックモデルでも適用されます。

Mac Pro 8コア (MB535J/A) に対応、8枚利用で最大実装32GBを実現

バッファローは4月8日、今年3月4日にAppleから発表された8コアMac Pro（MB535J/A）に対応したPC3-8500（DDR3-1066）ECC対応メモリーモジュール「A3E1066シリーズ」のラインナップに、「A3E1066-4G」（4GB） を追加すると発表しました。

「A3E1066シリーズ」は、JEDEC規格準拠、PC3-8500（DDR3-1066）に対応し、最大データ転送速度が8.53GB/s、データの異常を検出し自動修正するECCを搭載しています。
「A3E1066-4G」を8枚利用することで、8コアMac Pro (MB535J/A)の最大実装32GBを実現可能とします。
同製品は、受注生産により提供され、価格は税別72,600円（6年間保証）。

ほかのA3E1066シリーズには、A3E1066-1G（4,550円）、A3E1066-2G（9,000円）があります。

エキサイトと各種資格・国家試験の総合スクールを運営する東京リーガルマインド（LEC）は4月8日、年間30万人以上が受験するとされる「簿記3級」対策を目的とした、史上初の「iPhone/iPodR touch」用アプリケーション「LEC簿記3級100問ドリル」を同日より「App Store（リンク）」にて配信開始すると発表しました（エキサイトプレスリリース／LECプレスリリース[PDF]）。

「LEC簿記3級100問ドリル」は、片手で直感的な操作が可能で、簿記3級の基礎となる仕訳問題が100問含まれており、価格は600円となっています。iPhone OS 2.2以上が必要。

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株式会社アクト・ツーが、「1Password 英語版」の最新アップデータ 2.9.12 を公開したと案内しています。

ファイルサイズは15.46 MBで、Mac OS X 10.4 以降に対応。
このアップデートには、Agileキーチェーン使用時に、複数のロック解除ウインドウが表示される問題改善をはじめ多くのバグ修正や安定性の向上、新機能などが含まれています。
詳しい修正点や変更点はこちら。

Appleのスマートフォン「iPhone」などに搭載されるタッチスクリーン技術について、ロイターによると、台湾の半導体メーカー義隆電子（エラン・マイクロエレクトロニクス）が8日、同社の保有する特許権を侵害しているとしてAppleを提訴する方針を明らかにしたそうです。

義隆電子は、タッチスクリーンやタッチパッド上で指の位置を認識する技術の特許権を保有しており、これまでにも同様の内容の裁判で、米電子機器メーカーシナプティクス相手に勝訴しているとのこと。

特許を侵害しているApple製品の販売差し止めを求めているとされていますが、賠償金額などについては不明です。

不正なWebサイトへの接続を遮断してくれるiPhone向け無料セキュリティツール

トレンドマイクロは4月8日、Appleのスマートフォン「iPhone 3G」と携帯音楽プレーヤー「iPod touch」を対象とした世界初のWebセキュリティサービス「Smart Surfing for iPhone and iPod touch」をApp Store（リンク）において無償提供を開始した発表しました。
iPhone OS 2.2以上に対応し、サポート対象外製品として提供されます。

「Smart Surfing for iPhone and iPod touch」は、Safariのエンジンを使用しており、Web接続時に接続先のURLを同社評価情報データベースと参照することで、危険なサイトへのアクセスをブロックし、アカウント情報やパスワードの詐取といったネット犯罪を予防するシステムになっています。
機能的には、iPhone／iPod touchのメニューから、サービスのON／OFFと3段階（高・中・低）のセキュリティレベルの設定を行うことが可能で、ランドスケープ（横向き）モードにも対応しています。
リンク先をチェックし、不正と判断されて接続が拒否されると、アドレスとともに拒否された理由、Webサイトのカテゴリが表示されます（表示は英語のみ）。

Google – iPhone向けWeb版「Gmail／Calendar」をアップデート

Googleは米現地時間4月7日、iPhoneおよびAndroid搭載の携帯プラットフォーム向けに、モバイル版の「Gmail」と「Google カレンダー」をアップデートして最適化したと発表しました。
新機能は、「iPhone OS 2.2.1」以降のiPhone／iPod touchまたはAndroid端末で提供され、現時点では日本語環境はサポートされていません。

「Gmail」では、次世代の「HTML5」やオープンソースのWebブラウザ拡張機能「Google Gears」などの新しいWebブラウザテクノロジが採用されたことにより、スムーズで高速な操作性が提供されています。また、オフラインでの多様な作業や複数メッセージの一括操作が可能となったほか、ユーザインターフェースも刷新されて、スクロールしても常時表示される新しいメニューバー「Floaty Bar」などが導入されています。
「Calendar」もオフラインでの作業が可能となったほか、イベントの編集や招待への返事、参加ステータスなどの管理に端末から直接操作できるなどの機能が追加されています。