米Dellは12月5日(現地時間)、Androidベースのタブレットデバイス「Streak 7」について、米国での販売を停止すると発表した。
今年1月に発表された「Streak 7」は、CPUにNVIDIA製デュアルコアプロセッサ「Tegra T20」(1GHz)を搭載する7インチサイズのAndroid端末で、Flash Playerをサポートすることで「iPad」との差別化を図っていた。
今後、「Streak 7」は米国外の一部のリテールで販売が続けられ、10インチサイズの「Streak 10」も中国で引き続き販売される。
タブレット端末市場はiPadの独占状態が続いていたが、11月14日に出荷が開始されたAmazon.comの「Kindle Fire」の売れ行きが好調であり、少ないパイを分け合っていたAndroid端末のシェアはさらに落ち込んでいる。
Dellのマイケル・デル会長兼CEOは今年9月、Microsoftの次期「Windows 8」を搭載する、タブレット端末とノートブックの境界線を超越した、新たなポジションに位置するモバイルマシンを開発中であることを示唆していた。
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