American Technology Researchのリサーチによれば、今年の12月期や来年3月期には「MacBook Air」のように、ややハイエンドに属する製品への需要が弱まるという分析がされており、次期MacBook Airがどのような進化を見せるのか、消費者のみならず、市場関係者も注目しています。
そんななか、Computerworldでは、次期「MacBook Air」のスペックについて以下のような予想を掲載しています。
- プロセッサ
製造プロセス65nmから45nmへアップグレードされる見込み。これによりクロックアップとバッテリ駆動時間の向上が計られます。Intel Core2 Duo processor SL9400 (6Mキャッシュ、1.86 GHz、1066MHz FSB)がひとつの候補ですが、現行モデルと同じように、Intelのカスタムプロセッサが提供されるかもしれません。 - ワイヤレス
高速なインターネット通信を可能にする3G通信テクノロジを搭載? - ハードドライブ
80GBから120GBへアップグレードか?オプションで東芝製240GB(1.8インチ)などの採用も。 - SSD(ソリッドステートドライブ)
SSDは、現行の64GBから80GB(Intel)や128GB(サムスン電子など)へ増量される見込み。価格は若干安価になるでしょうが高価なのは間違いなく、SSDの優位性がどこまで得られるか。例えば次期OSのSnow Leopardで。 - 全体的なスピード
新しいプロセッサ、高速化されたFSB(フロントサイドバス)とRAM(最大4GB?)によりトータル・パフォーマンスはアップするでしょう。 - サイズ
ディスプレイは、エッジの無駄に見えるスペースを工夫(例えばMacBook Proのように)すれば、13.3インチから14.1インチへの拡張が望めるかも? - 価格
既に一度SSDモデルの値下げをしています。次期モデルでは、価格面よりもパフォーマンスの向上に主眼が置かれると思われます。
MacBook Airのデビューからもう9ヶ月以上が経っており、ついつい多くのことを望んでしまいます。
番外編として、ちょっとありそうもないですが、以前Appleが申請した特許のなかに、ドッキングシステム(小型ノートがiMacの横からスライドして収まる)というのがありました。この辺りが実現されるとかなりおもしろいです。
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