iPhoneの充電体制も整っていないのに、売上が伸びるはずもない
今日の夕刻にある親しい知人が、荻窪で「iPhone 3G」の充電をしたいという電話を掛けて来ました。
今日は非常に重要な会合があり、その情報のすべて(連絡先や住所など)が「iPhone 3G」内に収められているとのこと。
その知人が掛けて来たのはドコモからで、「iPhone」は、2台目携帯として利用しているという状況。
さて、私は、ソフトバンクショップの検索機能を使って荻窪駅から徒歩2分という、絶好の場所にある「ソフトバンク荻窪」を見つけて、知人にその場所を教えました。
もちろん、孫正義社長肝いりの「iPhone 3G」だけに、充電ひとつできないようなことは無いだろうと思いながらも、一応念のため荻窪店に電話してみた(2008-10-7 午後6時00分)ところ、「当店ではiPhoneの充電は行えない」との回答が。
思わず耳を疑いたくなるような返答でしたが、切迫した状況でしたので、代替として新宿駅内(徒歩0分)の「ソフトバンク新宿ルミネエスト」へ知人を誘導しました。
そこでは充電が行えると、事前の連絡で確認していました。駅から出てすぐですので、時間の無駄も無く、なんとか重要な会合にも間に合うだろうと。
しかし、店内のカウンターは接客ですべて埋まっており、整理券を持って長い列に並ぶというありえない状況に陥ったとのこと。
なぜ、「iPhone 3G」を充電できない直営のショップが存在しているのでしょうか?
なぜ、「iPhone 3G」を預ける形ではなく、他の携帯電話と同じようにセルフで充電できるシステムをとっていないのでしょうか?
なぜ、いくつか確認した店舗で、充電ができるかどうか即答できるスタッフがいなかったのでしょうか?
なぜ、私たちユーザは、かさばる電源とUSBコードを持ち歩いて、コソコソどこかのコンセントから充電しなければならないのでしょうか?
いくら高性能なデバイスでも、切迫した状況で、まったく機能しない、まったく解決策の存在しない状況に陥る可能性のある携帯電話であるならば、その価値は半減どころかゼロにも等しいといえるのではないですか?
もちろん、もっと準備する心構えは必要でしょう。私個人も1日中電池が持つことの方が少ないという現実があります(これは使用環境によるので個人レベルの話)。
エネループなどの外付けバッテリの準備や万一電池が切れても大丈夫なように、大事なことはメモに残すとか。
iPhone 3G –
私は個人的に非常に満足しているスマートフォンですし、いくつかの要望はあるとしても、それでもこの携帯電話を使い続けるでしょう。
だからこそ、言いたい。
もっとユーザの立場に立ったサービスの強化に努めてもらいたい。
日本で20万台以上売れていて、世界では1,000万台を超える勢いにあるというのに、ちょっとした気配りの欠如でユーザの怒りを買いかねません。
尊敬する孫正義社長に、ぜひ言いたい。
明日から、全店舗にiPhone 3G用の電源システムを配布して欲しい。
1セット数千円のものが2-3個置いてあるだけで、ユーザの安心感はかなり増大します。
ぜひともお願いしたいです。
ちなみに、知人の会合への出席は10分遅れとなり、決して相手に好印象を与えるものにはならなかったでしょう。
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