本物と見られる写真には、新しい製造プロセス「Brick」の形跡は何処にも無い
AppleInsiderでは、Appleの次期Macノート供給に詳しい関係者からの話として、昨日リークされたキーボードおよびパームレスト領域と左側ポート構成を写した写真は、実際の新しい15インチ「MacBook Pro」のプロトタイプの一部であると伝えています。
今回流出した「MacBook Pro」の写真からは、FireWire 800ポート、2つの隣接したUSBポート、イーサーネット、オーティオ入出力およびおそらくはMini DVIポートといった新しいポートレイアウトが確認できます。
一方で、噂になっていた一塊のアルミブロックからケースを作り上げるという「Brick」と呼ばれる新しい製造プロセスに関しては、これらの写真から判断すると、ユニットベースを形成するために、少なくとも2つの別々のコンポーネントが存在しており、現行のマシンを作り上げるのと似た製造プロセスで、唯一の違いはその形状と組み合わせ方だけだとしています。
現行機は、立ち上がり部分を含む一繋がりのアルミベースの受け皿に、パームレストとキーボード部分のカバーがかぶせられてサイド部分でネジ止めされています。
次期モデルのケースは、パームレスト+キーボード側と筐体の立ち上がり部分が一繋がりになっていて、サイドではなくユニット底側でネジ止めされる見込みです。
Appleはすでに1年近く前から「MacBook Air」において、このような製造プロセスを使用していることから、次世代レベルのケースデザインを提供するという「Brick」は、どこにも見当たらないとしています。