ワコムは、同社の液晶ペンタブレットが富士フイルムと三洋電機が共同開発した電子カルテ連携型多機能ワークステーション「FCR CAPSULA VIEW」の表示および入力操作端末として採用されと発表しています。
今回の採用では、ワコムの液晶ペンタブレットを活用することにより、手書きの記録を直感的に書き残すという付加価値を提供できると期待されているとのことです。
電子カルテ連携型多機能ワークステーションを、ワコム社の液晶ペンタブレットで使用すると、以下のような利点があると指摘されています。
・ 手書きの書き込みや簡単なスケッチをディスプレイ上で直感的に行うことができるため、診察の内容や患部のスケッチなど、手書き情報をシェーマ(注)に残すことができるようになる。
・ ペンで紙を扱うように自然な入力操作ができるため、医師が診察に集中することができる。
・ 医師と患者が診療記録を一緒に見ながらコミュニケーションを取る仕組みができるため、患者に対するインフォームド・コンセントを向上させることが期待できる。
ワコムによると、同システムは、2009年1月から富士フイルムメディカル株式会社より販売開始されており、発売後3年間の販売目標は600台だとしています。
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