世界的不況で厳しい薄型テレビ事業から撤退しカーナビなどへ注力したい、パイオニアの決断。
Reutersでは、関係筋からの話として、パイオニアが、薄型テレビの開発および生産を中止して撤退を検討いていることが分かったと伝えています。
2009年3月期までに5年連続の当期赤字見通しで、収益改善のめどがたたないテレビ事業からの撤退を柱に経営再建を目指す。
パイオニアではプラズマテレビ“KURO”シリーズの生産・販売を行っていますが、昨年春にプラズマパネル自社生産からの撤退を決定し、今月末までに生産終了、予定ではその後パナソニックからプラズマパネルを、筆頭株主シャープから液晶パネルを調達して、それら基幹部品を自社で組み立てて販売を継続するという計画でした。
これに対してパイオニアは、先ほど以下のような声明を発表しています。
当社事業に関する本日の一部報道について
本日(平成21年2月7日)、当社のディスプレイ事業等に関する一部報道がありましたが、これは当社が発表したものではありません。
当社が現在検討しております構造改革策につきましては、今後内容の確定および機関決定を経た上で、平成21年2月12日に発表させていただく予定です。
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