日本IBMが、自社のx86サーバー「IBM System x」と外付けストレージ機器をファイバーチャネルで接続するための入出力装置「Brocade 8Gb FC シングルポート HBA(PCI-E)」と「Brocade 8Gb FC デュアルポート HBA(PCI-E)」を発表しています。価格はそれぞれ13万4,400円と20万7,900円で、2月18日より出荷開始されます。
今回発表された新製品は、サーバー内のPCI Expressスロットに搭載するホスト・バス・アダプター(HBA)と呼ばれる拡張ボードであり、ファイバーチャネルのケーブルを介してストレージ機器に接続することで、サーバー — ストレージ間のデータ転送を最大8ギガビット/秒(Gbps)の速度で実現可能とします。
さらに、1秒間に可能なポートあたりの入出力動作の回数が同社従来製品と比較して約2.5倍で、業界最高水準の50万IOPS(入出力動作/秒)を達成。データベースや電子メール・システムなどサーバー — ストレージ間のデータ入出力が頻繁に行われるシステムの構築に最適な製品だとしています。
同社では、既存のストレージおよびネットワーク環境を変更することなく、本拡張ボードをSystem xに搭載するだけで、高いデータ処理性能を活用することができると説明しています。
両製品とも、ブロケード社からのOEM供給によるもので、日本IBMならびにIBMのビジネス・パートナーから販売されます。
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