位置情報に応じたターゲティング情報配信ASPサービス「次ナビ」を法人向けに提供開始
NTTドコモは2009年3月30日、観光やサービス業などに携わる企業や自治体向けに、携帯電話の位置情報と連動した情報配信が可能な3キャリア対応のASPサービス「次ナビ(つぎなび)」の提供を、3月31日より開始すると発表しました。
「次ナビ」とは、携帯電話向けコンテンツ配信サービスの提供を希望する企業に対し、位置情報と連動した情報配信機能、システムの運用、利用者行動分析までを、ドコモがワンストップで提供するサービス。
同社では、ユーザの行動履歴を収集することが可能となり、その統計情報を元にしてレコメンド配信などに生かすことができるとしています。
ユーザ側の使用環境として、ブラウザ版とiアプリ版が用意されており、ブラウザ版ではAdobe Flash 1.1以上に対応したドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯電話で利用でき、iアプリ版はDoJa 5.0以上かつメガiアプリ対応モデルで利用可能。位置情報の定期測位が行えるiアプリ版を利用する場合、PUSH配信が可能となります。
「次ナビ」では、位置情報と連動したコンテンツ配信のほかにも、推奨スポット情報の提供やコンテンツ検索、地図表示、ルート案内などの効率的な情報配信サービスが提供可能であり、管理者は利用者の行動分析レポートをWeb上で閲覧することができます。
ドコモは、同サービスを観光・レジャー・グルメ・イベントなどの旅行情報やテーマパークなどの人気アトラクション情報や各アトラクションの混雑状況などをリアルタイムに配信するビジネスモデルを想定しており、会員情報やエンドユーザの行動履歴(エリア来訪者、滞在時間、エリア間遷移等) が把握できるツールとしての導入メリットを主張しています。
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