RIM、ようやくiPhoneのApp Store対抗ストアを開設へ
スマートフォンメーカーのカナダResearch In Motion(RIM)社は4月1日、かねてから噂されていたBlackBerry向けアプリケーション配布センター「BlackBerry App World」を立ち上げると発表しました。
同社のMike Lazaridis社長は、米ラスベガスで4月1日(米国時間)に始まる携帯電話カンファレンスCTIA Wireless 2009 初日に、この「BlackBerry App World」に関する基調講演を行うことになっています。
現在サービスが利用可能なのは、米国、カナダおよび英国で、BlackBerryデバイスからwww.blackberry.com/appworldへアクセスすることでアプリケーションをダウンロードできます。なお、ソフトウェアのバージョンを4.2へアップデートすることが求められるほか、トラックボールまたはタッチスクリーン機能が必要です。
同社では今後、このBlackBerry向けオンラインサービスについて、提供する国を随時拡大させて行くとしています。
「BlackBerry App World」は、自動でユーザ側のデバイスを認識可能となっていて、機種に応じて提供するアプリケーションが表示される仕組みになっており、無線LAN(Wi-Fi)および電話回線を通じてアプリケーションをダウンロードすることができます。
また、ライバルとなるApple App StoreやGoogleのAndroid Marketなどと比べて、開発者への売り上げ配分率が80%と高いのも特徴であり、ユーザはPayPalでアプリを購入することもできます。
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