長らく秘密のベールに包まれていたGoogleのデータセンターが公開
Googleは先週、データセンターの効率化を題材にした「Google Data Center Energy Summit」を開催して、同社データセンターにおける取り組みや独自にカスタマイズした施設・機器の情報をプレゼンするセッションを行いました。
同社は、ピーク性能とエネルギー効率を考慮したWebサーバを自前で設計しており、コンテナハンガーと呼ばれるコンテナ格納施設には、1つが12メートル以上にもなるコンテナが45個備えられています。また、それぞれのコンテナには、最大1,160台のサーバが収納可能であり、最大250キロワットまでの消費電力に対応できます。
この日同社は、独自にカスタマイズしたWebサーバも公開しました。
下の動画で紹介するのは、既にリタイアしたサーバ機器であり、UPS(無停電電源装置)に対応する驚くほど効率化が図られた設計になっています。
また、Googleはプレゼンのなかで、E-waste(電気電子機器廃棄物)に言及して、同社使用済みサーバのおよそ68%をリユースしていると述べました。
米Googleは今週にも、このイベントに関するビデオや資料を公開する予定になっています。
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