HP、印刷コストと消費電力を抑えたオフィスプリンタ「Officejet」4モデルを発表

日本HP（日本ヒューレット・パッカード）は4月13日、ビジネス向けインクジェットプリンタ「HP Officejet Proシリーズ」2機種と「HP Officejetシリーズ」2機種の計4機種を発表。価格はオープンプライスで、4月24日から順次発売されます。

新製品は、全機種に大容量4色独立インクシステムを採用することで、低価格カラーレーザーと比較して約50%の低ランニングコストを実現し、消費電力も同約50%の低コストでの運用が可能になっています。
また、用紙を節約できる自動両面印刷機能を標準搭載して（Officejet 6500 All-in-Oneは非対応）、使用頻度の高いWebページの印刷を効率的に行えるソフトウェア「HP Smart Web Printing」を標準添付するなど、オフィスでの印刷にかかるコスト削減に対応しているのが特徴です。

「Officejet Proシリーズ」は、普通紙にシャープで耐水性の高いプリントが可能な顔料インクを全色に採用し、「Officejetシリーズ」は、顔料黒インクと階調表現に優れた染料カラーインクの組み合わせを採用しています。

また、HPでは、キャンペーン期間中に対象製品を購入して応募したユーザに、もれなく黒インク1本をプレゼントする「コスト削減とことん応援　黒インク1本プレゼントキャンペーン！」を4月24日から開催予定です。
A4対応複合機のハイエンドモデル「HP Officejet Pro 8500 Wireless All-in-One」
全色顔料インクの4色独立インクシステムを搭載したビジネス向けA4対応複合機のハイエンドモデルで、A4カラー文書1枚6.6円の低ランニングコストに加え、自動両面印刷機能によって、用紙のコストも削減できます。
さらに、最大50枚までの両面対応ADF（自動原稿送り装置）を搭載し、大量の両面コピー・スキャン・ファクスもスムーズに行えるほか、デジタルSEND機能、無線／有線LAN、3.4インチカラータッチスクリーンなどの多彩な機能を搭載しながら、3万円台という価格を実現。

高機能&コンパクト設計のA4対応複合機「HP Officejet 6500 Wireless All-in-One」
顔料黒インクと染料カラーインクによる4色独立インクシステムを搭載したプリント・スキャン・コピー・ファクス対応の高機能モデル。
モノクロ最高32枚／分、カラー最高31枚／分の高速印刷を、A4カラー文書 1枚7.6円の低ランニングコストで行えるほか、自動両面印刷機能、無線／有線LAN、 35枚対応ADFなどの多彩な機能を標準搭載しています。
受信したファクスデータは内蔵メモリー内に保存可能で、電源をオフにしてもファクスデータをメモリー内に保持します。

4色独立インク搭載のスタンダードモデル「HP Officejet 6500 All-in-One」
4色独立インクシステムを搭載したプリント・スキャン・コピー・ファクス対応のスタンダードモデル。
1万円台と低価格ながら、A4カラー文書1枚7.6円の低ランニングコスト、35枚対応ADF、有線LAN、250枚の大容量給紙など、ビジネスで求められる機能を標準搭載しています。

全色顔料インク&自動両面印刷対応のA4プリンター「HP Officejet Pro 8000」
普通紙にくっきりシャープな印刷が可能な全色顔料インクを採用した「HP Officejet Proシリーズ」のA4対応単機能プリンター。
A4カラー文書1枚6.6円の低ランニングコストに加え、用紙の使用量を低減できる自動両面印刷機能を搭載し、モノクロ最高35枚／分、カラー最高34枚／分の超高速印刷、有線LAN、大容量給紙（オプションで500枚まで対応）など、オフィスでの大量印刷に最適。

同社では今後、HPビジネスインクジェットプリンターをまとめて導入される顧客向けに、インク代のみの支払いでプリンター本体を無料で使用できるプログラムの導入を予定しています。