国内初のAndroid携帯は「HTCマジック」、6月にドコモから
NTTドコモが、6月にもGoogleの携帯電話向けプラットフォーム「Android」を搭載したスマートフォンを発売するようだと報道されている件で、同社広報部は「今後発売する携帯電話については、5月19日に新機種発表会を行うので、それまで待って欲しい」とするコメントを出しながらも否定はしませんでした(ケータイWatch)。
来月ドコモが市場投入するとされているのは、台湾HTC(宏達電)製のスマートフォン「HTC Magic」(HT-03A) 。
タッチパネルを搭載したこのアンドロイド携帯は、欧州などですでに発売されており、今後日本を含むアジアやカナダなどでも発売される予定になっています。
日本での価格は、通常の販売価格は5万円台で、2年契約などの一定条件を満たせば2万円台で購入できる見通しです(IT-PLUS)。
また、ドコモの携帯向けインターネット接続サービス「iモード」のメールサービスにも対応するとのこと。
「HTC Magic」は、「YouTube」や「Google Maps」、「Googleストリートビュー」、「Gmail」、「Google 検索」、「Google Calendar」などのGoogleサービスとスムーズに連携するほか、搭載されているPDF ViewerやQuickoffice といったアプリにより、Adobe PDFやMicrosoft Word/Excelなどの書類の閲覧も可能です。
ほかにも、Outlookとの同期、スマートダイヤルなどの機能が提供され、Microsoft Exchange ActiveSyncをサポートすることで、プッシュ型のメール、カレンダー、連絡先に対応します。
「HTC Magic」の主な仕様としては、3.2インチTFT-LCDタッチスクリーン(HVGA 320×480)を搭載し、動画撮影も可能な3.2Mピクセルカメラ(オートフォーカス付)を内蔵するほか、Bluetooth(A2DP)、Wi-Fi(IEEE 802.11 b/g)、GPS、microSDカードスロット(SD 2.0)などを実装しており、加速度センサーやデジタルコンパス機能も搭載されています。
プロセッサはQualcomm MSM7200A(528 MHz)、メモリはROM 512 MB/RAM 288 MB、サイズは113×55.56×13.65 mm、重量は116gなどとなっています。
なお、パソコンとの同期要件は、Windows XP/Vistaとなっており、Macとはフレンドリーではないようです。
HTC Magic Product Tour
「Android」は、Googleから無償で提供されているソフトウェア群であり、OSのほかにミドルウェア、ユーザインターフェーイス、Webブラウザ、アドレス帳などといった標準的アプリケーションが含まれたプラットフォームで、Googleは端末メーカーや通信事業者と協力して同プラットフォームの開発を進めています。
ドコモはすでにスマートフォンとして「BlackBerry」を日本市場に投入しており、新たなメインストリームのひとつになるであろう「Android」を、他社に先駆けてラインアップに取り入れておくことで、今後成長が見込まれるスマートフォン市場で優位な立場を築きたい狙いがあります。
ドコモ以外にも今後、KDDIやソフトバンクからも、Androidを搭載した携帯電話が年内に登場するかもしれません。
6月または7月には、Appleから新型iPhoneが発表される見込みですが、ドコモがほぼ同じ時期にiPhoneキラーとなる「Android」搭載スマートフォンを投入するということは、一部で囁かれているドコモからのiPhone発売は無いのかもしれません。
ドコモからいつかは出ると思うのだが、これは去年からずっと言われていること。
ジョブズと孫のホットラインがある以上難しいように感じるが、ジョブズが引退すれば話は別だろ
iPhoneがドコモから出ると、今の人たちどうすんだろ。本音を聞きたいw