Google I/O 2009 キーノート・ハイライト=「one more thing..」
米Googleは5月27日(現地時間)、Appleがイベント会場として使うことでも知られるサンフランシスコのモスコーンコンベンションセンターにおいて、「Google I/O 2009」カンファレンスを開催し、初日となる同日は約4,000人のデベロッパを前に、エリック・シュミットCEOによる基調講演で、2日間に渡るイベントがキックオフしました。
Google I/O 2009 基調講演
Googleはこの日、WebブラウザやWebアプリケーションをはじめとするWebテクノロジに関する今後の展望や、「Android 2.0」(Donut:Google Web Toolkit 2.0)の新機能を紹介するセッションを行い、最後にサプライズとして参加者全員にロックされていない、30日間使い放題に設定されたAndroid端末(HTC Magic)がプレゼントされました。その時のVic Gundotra氏のフレーズは、Appleジョブズ氏でおなじみの「one more thing..」でした。
ほかに、iPhone 3.0のSafariでGoogle Latitudeが動作するという興味深いデモも行われました。
また、Android向けアプリケーションコンテストの第2弾、総合1位には25万ドルがもらえるという「Android Developer Challenge 2(ADC 2)」もアナウンスされました。
これとは別にGoogleは同日、Webアプリホストサービス「Google App Engine」のJava対応機能や、フィード向け「Google Web Elements」などといった新サービスに関する発表も行っています。
Android携帯がプレゼントされる瞬間
Googleは、 Google Code Blogのほか、Twitter経由でも随時デベロッパ向けに最新情報を配信しており、@googleioでフォローできます。
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