12.1型ワイド512GB SSD搭載ノートPCに高速通信「WiMAX」対応モデルが登場
東芝は6月8日、先月14日に発表した512GBのSSD搭載モバイルノートPC「dynabook SS RX2/WAJ」に、WiMAX通信モジュール内蔵モデル(PARX2WAJLD10MAW3)を新たに追加したと発表しました。
同製品はウェブオリジナルモデルで、同日より同社直販サイト「東芝ダイレクトPC by Shop1048」にて注文受付が開始されており、発売開始は7月下旬の予定。価格は43万8000円。
発表された「dynabook SS RX2/WAJ」新モデルは、7月1日から商用サービスがスタートする、UQコミュニケーションズの高速モバイルデータ通信サービス「UQ WiMAX」対応のIntel WiMAX/Wi-Fi Link 5150通信モジュールを搭載。
さらに、東芝独自技術の高感度マルチバンドアンテナを内蔵して、通信用の周辺装置を新たに追加することなく、高速なワイヤレス通信(下り最大13Mbps/上り最大3Mbps)を行うことが可能になっています。
通信モジュールやアンテナが内蔵されていることで、本体の外部に通信カードやアンテナ部が出っ張らず、また、無線LANとWiMAXの両方をサポートすることから、「UQ WiMAX」と公衆無線LANをサービスエリアで使い分けることが可能で、相互の通信エリアを補完することができます。
新モデルの主な仕様として、プロセッサはIntel Core 2 Duo 超低電圧版 SU9400(1.40GHz)、チップセットはMobile Intel GS45 Express、グラフィックスはチップセット内蔵Intel GMA 4500MHD、ストレージはSSD 512GB、メモリは3GB(1+2GB)、ディスプレイは省電力LEDバックライト付きの12.1型ワイド半透過液晶(WXGA/1,280×800ドット)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブなどとなっていて、OSはWindows Vista Business SP1を搭載(Windows XP Professional ダウングレード用メディア付属)しています。
主なインターフェースとして、USB2.0×3(1基はeSATA兼用)、SDメモリーカード(SDHC)スロット、PCカードスロット(Type2)、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDR、ギガビットイーサネット、指紋センサセキュリティ機能などを備えています。
その他、バッテリ駆動時間は約12時間で、「Microsoft Office Personal 2007 SP1 with Microsoft Office PowerPoint 2007 SP1」がプリインストールされており、サイズは約283.0(W)×215.8(D)×19.5~25.5(H)mm、重量は1.095 kg となっています。
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