携帯電話業界の巨人がついにPC市場への参入を発表
携帯電話機メーカー世界最大手のフィンランドNokiaは2009年8月24日(現地時間)、Windowsベースの10インチ型ネットブック「Nokia Booklet 3G」の投入を明らかにし、PC事業への参入を正式に発表しました。
同社は、2008年後半からPC事業への参入が噂されて来ましたが、オリ・ペッカ・カラスブオCEOは今年はじめ、ノートPC事業への参入を積極的に検討していると述べていました。
なお、「Booklet 3G」の仕様や発売時期、価格などの詳細は、9月2日にドイツ・シュトゥットガルトで開幕予定の「Nokia World 09」で明らかにされます。
「Nokia Booklet 3G」の主な仕様として、プロセッサはIntel Atomを採用して、ディスプレイはHD表示対応10インチワイド液晶を搭載するほか、無線通信方式は3G/HSPA/Wi-FiおよびGPSとBluetoothをサポートしており、「Nokia Music Store」やスマートフォン向け各種「Ovi」サービスにアクセス可能となっています。
インターフェースとして、HDビデオ出力用HDMIポート、Webカメラ、SDカードリーダーなどを備えており、筐体はアルミニウムを採用、厚さは20mm強、重量は1.25kgなどとなっており、バッテリ駆動時間は最大12時間を実現しています。
OSは「Windows」搭載としか発表されていませんが、おそらく「Windows 7」が実装される見込みです。
Nokia Booklet 3G
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