米国でドコモブランド展開へ
日本のみならず世界の携帯電話市場が実質の前年割れに陥るなかにあって、プラス成長を続けるスマートフォン市場の需要に目をつけ、NTTドコモが、MVNO(仮想移動体通信事業者)として、米携帯電話市場への参入を検討していることが明らかになりました。
米国では、Appleのスマートフォン「iPhone 3GS」をはじめ、RIM(Research In Motion)の「BlackBerry」、HTCのAndroidケータイ「G1/MyTouch」などの売れ行きが好調であり、経済不況のなかでもスマートフォン市場には明らかに追い風が吹いています。
ある市場アナリストによると、不況にさらされるなかでも、消費者はテクノロジ関連ガジェットには、依然として資金を注ぎ込む傾向にあると分析されています。
ドコモは以前、ITバブルにより米市場での巨額投資に失敗した経緯もあることから、ローリスクのMVNOでの参入を計画しており、提携関係にある米AT&TがT-Mobileのネットワークを有償で借りることが予想されます。
参入次期は2010年が予想されており、日本の”ガラパゴス携帯”(日本独自のスタイル)からワールドスタンダードへ脱却ができるか大きな注目を集めそうです。
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