「Bing 2.0」Silverlightと統合- MS社員が”つぶやく”
今週シアトルのセーフコフィールドで行われたMicrosoftの年次会合の場で、出席した複数のMicrosoft社員がTwitterでつぶやいたされる情報によれば、MSの検索エンジン最新版「Bing 2.0」の公開が間近に迫っているようです。
「Bing 2.0」のデモを見たという社員によるつぶやきによると、「Bing 2.0」は月内に(または来週14日の週にも)公開予定で、いくつかのエキサイティングな新機能を搭載予定であり、Silverlightが統合されることで、地図や写真、動画、サウンドなどのインタラクティブなマルチメディア情報、特にビジュアル性に優れた情報がセットになって検索結果に表示可能となるということです。
Microsoftのスポークスマンによれば、いくつかの新機能を搭載した「Bing」が、今後数ヶ月内に公開予定にあるものの、今はこれ以上コメントとできないと述べたということです。
しかしながら、最大110億ドルもの予算が割かれているとされるこの検索事業が、Microsoftにどこまでの収益をもたらすかは不透明であり、「Bing」の米国エリアでの最新市場シェアは、8.4%を超えて徐々にシェアを伸ばしつつあるものの、首位のGoogleとの差はなかなか縮まる気配はありません。
ちなみに、Microsoftは、Appleの「iPhone」および「Mac」向けアプリ(Cocoa/Cocoa Touc)に「Bing」を組み込むことができるソフトウェア開発キット「Bing SDK for iPhone and Mac」を公開しています。
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