「Namoroka」ベータ候補(テストビルド版)
Mozilla Foundationは、オープンソースのウェブブラウザ次期バージョン「Firefox 3.6」の “Beta 1 テストビルド版”(3.6 b1 candidates)を公開しました。動作環境はMac OS X/Windows/Linux。9月中頃のリリースが予定されていましたが、かなり遅れが生じました。
「Firefox 3.6」(開発コードネーム「Namoroka」)は、Gecko 1.9.2 レンダリングプラットフォームとなり、JavaScript(TraceMonkey)の改良や起動時間の高速化をはじめ、ページレンダリング、新規タブ、プラグインチェッカー、加速度センサーAPI、ブックマーク/フォーム機能の改良、テーマの軽量化、および新しいWeb標準技術(CSS/HTML/DOM)のサポートなどが追加されます。
また、「Windows 7」では、タスクバーからのサムネイルプレビュー・ショートカット(Aero)やジャンプリストが利用可能になります。
公開されているビルド版は、Betaの安定版ではなくテスト版であり、また、拡張機能やアドオンはほぼ非対応になるため、Fxをメインで使用しているユーザは控えた方が良さそうです(アンインストールは、Windowsはスタートメニューのコントロールパネルから、MacはFirefoxアプリケーションを削除、LinuxはFirefoxフォルダを削除することで可能)。
加速度センサーに対応するFirefoxブラウザのデモ
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