半導体の巨人がセキュリティ機能強化に本腰
米Intelは19日(米国時間)、セキュリティソフトウェア開発大手の米McAfeeを76億8,000万ドルで買収すると発表した。McAfee1株当たりの買収額は48ドルで、18日終値におよそ60%上乗せした価格。これによりMcAfeeは、Intelのソフトウェア・サービスグループを担う完全子会社となり、2011年にも新たな戦略的サービスを提供する予定だ。
Intelは今回の買収について、ますます多様化するオンラインコンピューティングにおいて、ソフトとハードの両面からインターネットの脅威に対応することが可能になるとしている。
Intelのポール・オッテリーニCEOは、「あらゆるデバイスがネットに接続される現状において、これまでのエネルギーの効率性とネットの接続性に加え、安全なコンピューティング環境実現に向けてセキュリティが重要な柱になってくる」と述べている。
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