Appleのサブスクリプションサービスに対抗
Googleは16日(現地時間)、パブリッシャー向けの新しいコンテンツ決済サービス「Google One Pass」を発表した。
パブリッシャー側は、Webサイトやモバイルアプリに同課金システムを組み込んで、デジタルコンテンツを直接管理でき、一方、購読者側は、メールアドレスとパスワードを入力するだけで、PC、タブレット、スマートフォンなど、さまざまなデバイスからコンテンツにアクセスできるようになる。
また、コンテンツの販売方法や課金方法を容易にカスタマイズでき、Appleが前日に発表したサブスクリプションサービスよりも、よりオープンで柔軟性の高いシステムとなっている。
決済はGoogle Checkoutを通して行なわれ、分配率は明らかにされていないが、米メディアは売上の10%と報道している。一方、Appleの新しい課金システムでは30%という手数料が発生する。
「One Pass」は、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、英国で開始され、数カ月内に他の国にも拡大する予定だ。
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