新型 iMac – クアッドコア採用は見送り？

ここ最近のサプライチェーンから分析しても、また不況でMac Proといったプロモデルの販売台数への停滞感が指摘されるなか「iMac」のアップグレードがずっと待たれている状況であり、実際にほぼその準備は整っているようにも思えますが、Kaufman Bros.のアナリストShaw Wu氏によれば、新型「iMac」の登場が遅れているのは、ビジネス的な要素と細かな技術的問題があるからだと指摘しています (AppleInsider) 。

これによると、Appleは「iMac」のプロセッサをインテルのクアッドコアにするか、またはキャッシュメモリとクロックを増強したデュアルコアにするか決めかねており、これはビジネス的に「Mac Pro」の販売台数減への影響も考慮されてのことのようです。

同氏はさらに、新型iMacは、排熱効果をより高めるために、通気口と冷却システムが再設計されるかもしれないと指摘しています。
新しい冷却モジュールは、FoxconnとAuras Technologyによって製造されるようですが、詳細は一切明らかにされておらず、iMacが全く新しい冷却システムを採用するのではないかとも噂されています。

リリース時期については、Snow Leopardリリースのタイミングにまでずれ込むかもしれないと予想しています。