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Google Docs – スプレッドシートの編集がiPhone/iPod touchで可能に

iPhoneでGoogle Docsスプレッドシートの編集が可能に

最近、Google Gearsの採用で「オフライン」でも編集が可能となり注目を集めている「Google Docs」ですが、Google Docsブログによると、Google Docs(Googleドキュメント)で提供されているツールのひとつスプレッドシート(表計算)が、iPhoneやiPod touch、Android携帯(T-Mobile G1)、Symbian携帯(Nokia S60)などのスマートフォンやモバイルデバイスで編集ができるようになったということです。従来は閲覧のみ可能でした。
なお、iPhoneのライバルRIM社のBlackberryには対応していません。

サポートされたモバイルデバイスのWebブラウザ(iPhoneではSafari)からGoogle Docs (m.google.com/docs) へアクセスすると、スプレッドシートのリストビューで表計算ファイルデータのエディット(列の追加やセルの編集)、カラムソート、フィルタリングが可能になっています。
オンラインツールですので、Mac/PCのWebブラウザ上で編集したデータはiPhoneなどのモバイル版でも同時に同期されます。
しかし、現時点では、iPhoneのブラウザ上で新規表データを作ることには対応していないので、事前にデスクトップ版ブラウザで新規のスプレッドシートを作成しておく必要があります。
今回、モバイル環境でスプレッドシートがエディット可能になったことで、今後、Google Docsの他のツール(文書やプレゼンテーションなど)にもモバイル向け機能が追加されるかもしれません。

最近、Googleは、パブリックドメイン書籍を閲覧できるGoogle Book Search (books.google.com/m) やGoogleの検索結果ページをiPhone/iPod touchに最適化させるなど、Appleモバイルへの対応がフレンドリーになっていますが、裏を返せば、自身のGoogle ChromeやAndroidプラットフォームの開発ブラウザがSafariと同じオープンソースのフレームワーク「Webkit」を採用しているので、ごく自然な流れだともいえます。