App Store最新ニュース＝産経新聞とSkypeの最新版公開、手塚治虫マガジンが首位に

iPhoneアプリNews＝産経新聞 v2.0.1、Skype v1.0.2、手塚治虫アプリが首位に

産経デジタルが、App Store経由で「産経新聞」のバグフィックス版 v2.0.1 をリリースしています（App Store）。
この最新アップデートにより、公衆無線LANなど、ログインを要求される通信環境下で、ログインしないままアプリケーションを起動した際、新聞データの取得に失敗する例があるバグが修正されます。

同アプリケーションは、産経新聞紙面が丸ごと読めるという定番・人気アプリで、最近Appleから発表された歴代総合ランキングでもトップ3に入っています（歴代トップ20アプリ／iTunesリンク）。

また、4月13日にリリースされた「手塚治虫アプリ」（App Store）が予想通りに、最新のApp Store無料アプリ総合ランキングで首位に立ちました。
この「週刊手塚治虫マガジン」は、毎週火曜日に発刊される「週刊：手塚治虫マガジン」の全紙面（100ページ前後）を、そのままのレイアウトで読むことができるというアプリ。「鉄腕アトム」、「火の鳥」、「ブラック・ジャック」などが収録されます。6ヶ月間無料。

4月13日のリリース当日には、アクセスが集中したため、一時ローディングの遅延や表示が重く感じられるなどの問題が生じたようです。現在、サーバの改善が行われています。

さらに、3月末にリリースされて、その後10日間以上も首位に立っていたSkypeフォン向け無料ツール「Skype for iPhone」の最新アップデータ v1.0.2 が公開されています（App Store）。
同アプリケーションは、iPhoneおよび第2世代iPod touch（要ヘッドセットマイク）で利用可能で、Wi-Fi環境下でSkypeユーザー同士が無料で通話できる機能が提供されます。また、固定電話や携帯電話へも低料金で通話が可能となります。
今回のアップデートにより、通話とチャット機能におけるいくつかの問題点が改善されます。

4億500万人超のユーザを抱えるスカイプ・テクノロジーズ社は、ネットオークション最大手のeBay傘下ですが、eBayは4月14日（米国時間）、2010年上半期に子会社にあたるスカイプを独立分離させて新規株式公開（IPO）すると発表しました。スカイプの創業者がeBayから買い戻す動きもあったようですが、金額面で折り合わなかった模様。
eBayは、同社のコアビジネスであるネットオークションとの相乗効果が薄いとみて、スカイプ社をスピンオフすることで資金を回収したいようです。4年前の買収価格は約26億ドルでした。