「Snow Leopard」初のメンテナンス・アップデート
Appleは2009年9月10日(米国時間)、
これら最新アップデータは、Mac OS X ソフトウェア・アップデート経由でインストール可能なほか、下記リンク先から単体を入手して手動で導入することもできます。
ちなみに、デベロッパ向けに最後のプレリリース・ビルド版(Build 10B504)が配布されたのは、このわずか2日前でした。もっとさかのぼれば、「
今日リリースされた最新アップデータには、複数のバグフィックスと共に、セキュリティへの対処として「Adobe Flash Player」最新版(v10.0.32.18)が含まれています(理由はこちら)。そのほかの詳しい内容は以下の通り。
■ Mac OS X v10.6.1 Update
「Mac OS X 10.6.1」には、Macの安定性、互換性、安全性を向上させるOS全般の修正が含まれており、Mac OS X Snow Leopardを使用しているすべてのユーザにアップデート適用が推奨されています(全リストはこちら)。ファイルサイズは71.47 MBと軽量です。
■ Mac OS X Server v10.6.1 Update
サーバ向けアップデータ「Mac OS X Server v10.6.1 Update」には、安定性、互換性、および安全性を向上するオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれており、Snow Leopard Server version 10.6で動作しているすべてのサーバに対して適用が推奨されています。ファイルサイズは71.57 MB。
また、Grand Central Dispatchを使用する際のサービスの安定性、複数のネットワークインターフェースで重複したシリアルナンバーのアラートが表示される問題が解決します。
■ Security Update 2009-005 for Leopard & Tiger
「Mac OS X 10.5 Leopard (v10.5.8) 」と「同 10.4 Tiger (v10.4.11) 」向けの最新セキュリティアップデートとなる「Security Update 2009-005」のダウンロード先は以下の通り。Alias Manager、CarbonCore、ClamAV、ColorSync、CoreGraphics、CUPS、Flash Player、ImageIO、MySQL、PHP、SMB、Wiki Serverなど全部で16件のセキュリティホールへの対処が施されます。また、これまでのセキュリティへの対処も今回の最新セキュリティアップデートに含まれています。
■ アップデートによるバグフィックス詳細
- 一部の Sierra Wireless 3G モデムとの互換性の問題
- DVD 再生が予期せず停止する可能性がある問題
- 互換性のあるプリンタドライバの一部が、プリンタを追加するブラウザで正しく表示されない問題
- Dock から項目を取り除きにくくなる可能性がある問題
- Mail でアカウントの自動設定ができない場合がある問題
- Mail で cmd-opt-t を押した場合に、メッセージを移動する代わりに特殊文字メニューが表示される問題
- Motion 4 が応答しなくなる問題
- 最新のセキュリティ修正として「Adobe Flash Player plug-in version 10.0.32.18」を同梱
また、「Security Update」が、「v10.5 Leoprad」だけでなく「v10.4 Tiger」向けにも引き続き提供されたことから、Appleは「