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数週間以内に「iMac」と「MacBook」をアップデート – アナリスト

次期 iMac – スリムで丸みのあるデザインへ刷新+価格OFF

Barron’s OnlineのIT投資調査Tech Trader Dailyによると、市場調査企業Wedge Partnersの分析では、Appleは今後数週間以内に「iMac」と「MacBook」をアップデートすると予想されるということです。

最新iMac

このレポートによると、オールインワン型デスクトップ「iMac」は、大幅にデザインが刷新されて、筐体の薄型化とオーガニックデザインが採用され、スムーズで丸みのある新しいプロダクトデザインが予想されるということです。

 

ほかにも、Macでは初となるBlu-ray Discドライブの搭載や、新しい冷却システムの採用がされており、プロセッサやグラフィックプロセッサ、ディスプレイ品質、I/Oポートのアップデートなども予想されます。

 

Blu-ray搭載については、ロイヤリティが約40%も削減可能となる「ワン・ストップ・ショップ型プロダクトライセンス」が適用されるためだといわれています。
「iMac」が前回アップデートしたのは、今年3月3日(米国時間)でした。

 

一方のポリカーボネートボディ採用のエントリークラス13インチ「MacBook」は、大規模な刷新は行われず、マイナーアップデートに留まるだろうとみられています。
しかし、内部アーキテクチャが再構築され、スリムで軽量化が図られた外観デザインへと刷新されるだろうというや、700〜800ドル程度にまで価格が引き下げられるとの指摘もあり、ネットブックなどの低価格製品に対抗する製品群としての位置づけが明確化される可能性も高いように思えます。
「MacBook」が前回(マイナー)アップデートしたのは今年5月28日で、価格の引き下げとプロセッサおよび搭載メモリのクロックアップ、HDD容量の増量などが行われました。

 

 

投資家宛のレポートによると、マイクロソフトの次期OS「Windows 7」の一般向けリリース(2009年10月22日)を控えるなか、新製品では競争力をアップさせるため価格が引き下げられる可能性が高く、新デザインと価格改定により、2009年10〜12月期のMac出荷台数は、前年同期の232万台から約29%増の300万台に達する可能性があると分析されています。

 

Macの低価格化は、同社スマートフォン「iPhone 3GS」の好調な売れ行きと、そのグロスマージン(粗利益率)の高さにあると分析されており、Appleのピーター・オッペンハイマーCFO(最高財務責任者)は最近、ローエンドのPC市場に加わる意思は無いものの、Macラインの値下げや、現状より低価格の製品群を新たに発表する可能性があると示唆していました。