AppleはiOS端末に高速転送技術「Thunderbolt」の採用を検討していることが、新たに出願した3件の特許書類から明らかになった(Patently Apple)。
AppleはiOS端末向けの新しいインターフェースとして、コンピュータやディスプレイなど様々な装置との接続を念頭においており、ケーブル強度や熱処理、電圧供給方法などを改良することで、高速データ転送だけでなく、バッテリ充電時間の短縮を図る狙いもあるとみられる。
Thunderboltは、IntelがLight Peakというコード名で開発してきた次世代型のデータ伝送技術で、現在のMacコンピュータに搭載されているThunderboltは銅線版だが、光ケーブルに置き換えた光ケーブル版だと100GB/秒まで高速化できる可能性があり、長さも数十メートルまで延長可能となる。
Windows搭載PCでもThunderbolt採用の可能性が高まっており、今年4月にもThunderboltを搭載したマザーボードやノートブック、デスクトップPCが発表されると噂されている。
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