Apple、iPhone OS 3.0 のサポート記事を多数公開

Appleの最新スマートフォン「iPhone 3G S」が発表されて10日が経過し、欧米の一部の国で「iPhone 3G S」が発売開始となるなか、Appleは今週iTunes経由で公開した「iPhone OS 3.0」に関するサポート記事を多数公開しています。

 

 

■ iPhone 3.0 ソフトウェアアップデートでアプリケーションが使用できない場合の対処方法

 

「iPhone OS 3.0」にアップデートした後、アプリが正常に動作しなくなった場合、開発者からアップデートが入手可能かどうかを確認する方法。

 

 

■ iPhone：MMS のシステム条件

 

MMSのシステム条件と、MMSを使い始めるための方法。

 

 

■ iPhone 3G：MMS のトラブルシューティング

 

SMS/MMSの送受信に関するトラブルシューティング。

 

 

■ iPhone OS 3.0 へのアップグレード後にカスタムAPNを使って携帯電話ネットワークデータサービスが使用できない

 

「iPhone OS 3.0」にアップデートした後、「インターネットサービスへのパケット通信による接続」「ビジュアルボイスメール」「MMS」などといった、携帯電話ネットワークデータサービスが使用できなくなる場合の対処法。

 

 

■ iPhone 3G：インターネットテザリングのシステム条件

 

「iPhone OS 3.0」の新機能であるインターネットテザリングのシステム条件（日本のソフトバンクモバイルは同サービスをサポートしない）。

 

 

■ iPhone：復元後、予期せず時間帯がクパティーノに設定される

 

「iPhone OS 3.0」以降を実行している「iPhone」を復元した後、時間帯が予期せず「クパティーノ」（Appleの本社所在地）になり、時刻が米国クパティーノの時刻となった場合の対処法。

 

 

■ iPhone / iPod touch：iTunes Storeアカウントの作成方法

 

「iPhone OS 3.0」導入後、iPhone / iPod touchを使ったiTunes Storeアカウント作成方法。

 

 

■ iPhone / iPod touch：：メールの検索では「宛先」、「差出人」、および「件名」からの検索結果が表示される

 

Spotlight検索で期待したメール検索結果が表示されない場合や、メールで「すべて」を検索すると、期待した検索結果が表示されない場合の解決法。

 

 

■ iCal：フローティング時間帯のカレンダーイベントが iPod touch / iPhone または MobileMeのカレンダーでサポートされない

 

「フローティング」 時間帯設定を使用するイベント作成時に、イベントの時間帯設定をiTunes USBやMobileMeのワイヤレス同期を使って iPhone/iPod touchに転送できない場合や、フローティング時間帯が、MobileMeカレンダー上に保存されない場合の対処法（「iPhone OS 3.0」では、iPhone / iPod touch上のフローティングイベントのサポートが追加された）。

 

 

■ MobileMe：照会カレンダーおよびCalDAVカレンダーの同期

 

「iPhone OS 3.0」が搭載された iPhone / iPod touchでの、MobileMeのカレンダー照会やCalDAVカレンダー設定方法。

 

 

■ MobileMe：iPhone / iPod touchでMobileMeに対して「送信」を選択した後で「公開」ボタンが使用できなくなる

 

「iPhone OS 3.0」が搭載された iPhone / iPod touchで写真を選択し、MobileMe に「送信」を選択後に、「公開」ボタンが淡色表示（グレイ表示）された場合の対処法。

 

 

 

ほかにもAppleは、「iPhone OS 3.0 ソフトウェアアップデート」のセキュリティコンテンツに関する概要を日本語で公開しました。

 

「iPhone OS 3.0」で修正された脆弱性は合計で38件にのぼり、レンダリングエンジン「WebKit」をはじめ、CoreGraphics、Exchange、ImageIO、International Components for Unicode (ICU) 、IPSec、libxml、Mail、MPEG-4 ビデオコーデック、プロファイル、Safari、Safariなど、多数のセキュリティホールが修正されています。
いくつかの危険度の高い脆弱性では、攻撃者により任意のコードを実行される可能性があり、iPhoneユーザはなるべく早目に「iPhone OS 3.0」を導入し、これらのパッチを適用することをお薦めします。