MacBook Proの全ラインアップが刷新

Appleは24日（米国時間）、Sandy Bridge（開発コード名）こと第2世代インテルCore iプロセッサ・ファミリーを搭載する、新しいMacBook Proを発表した。同日は、同社の共同創業者であり、現CEOでもあるスティーブ・ジョブズ氏の56回目の誕生日でもあることも付け加えておこう。

新しいMacBook Proは、「Nehalem」世代後継の「Sandy Bridge」（モバイル向け最新デュアルコアおよびクアッドコア）がプロセッサとして搭載され、新インターフェース技術「Thunderbolt」（通称Light Peak：最大転送速度10Gbps）が初めて採用されたコンピュータとなる。

32nmの最新CPU「Sandy Bridge」の特徴として、新しいSIMD拡張命令「AVX」（Advanced Vector Extension）、第2世代の自動オーバークロック機能「ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0」、ビデオ処理性能を向上させる新エンジン「クイック・シンク・ビデオ」が実装され、3D映像技術「InTru 3D」のサポートやソケット形状刷新などが挙げられる。
また、デュアルコアに加えてハイパースレッディングテクノロジーによって最大論理4スレッド処理が可能となる。

13インチMacBook Pro（エントリーモデル）の主な仕様として、プロセッサはIntel Core i5（2.3GHz）、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000、メモリはDDR3-SDRAM 4GB（2GB×2）、ストレージは320GB SATA HDD、光学ドライブは8倍速SuperDrive、ディスプレイは13.3インチLEDバックライト搭載クリアディスプレイ（1,280×800ピクセル）などとなっており、インターフェイスとして、3倍の解像度を持つ内蔵FaceTime HDカメラ（Webカメラ）、Thunderboltポート（高速インターフェース/Mini DisplayPort互換）、SDXCカードスロット、Firewire 800×1、USB 2.0×2、ギガビットイーサネット、802.11n対応無線LAN、 Bluetooth 2.1+EDR、音声入出力などを備える。
本体サイズおよび重量はW325.0 × D227.0 × H24.1mm、2.04kgで、バッテリ駆動時間は約7時間。
また、2.3 GHz デュアルコア Intel Core i5と320GBのHDDを搭載したモデル（108,800円）と、2.7 GHz デュアルコア Intel Core i5と500GBのHDDを搭載したモデル（134,800円）の、2つの構成が用意される。

また、15インチMacBook Proは、プロセッサとして2.0 GHzクアッドコア Intel Core i7、グラフィックスプロセッサとしてAMD Radeon HD 6490M、ストレージに500GBのHDDを搭載したモデル（158,800円）と、2.2 GHz クアッドコア Intel Core i7、AMD Radeon HD 6750Mおよび750GBのHDDを搭載したモデル（189,800円）の2つのモデルが用意されている。

17インチMacBook Proは、2.2 GHzクアッドコア Intel Core i7、AMD Radeon HD 6750Mおよび750GBのHDDを搭載して、価格は214,800円となっている。15インチと17インチモデルではグラフィックス自動切替機能が付いている。

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AppleInsiderによると、MacBook Proの発表直前に、IntelがLight Peakこと「Thunderbolt」のプレス向け発表イベントを行う予定だという。

Andrew Stern（@astern）が、3月2日に新しいiPadが発表される予定である、米サンフランシスコのYerba Buena Center for the Artsの様子をTwitter（Twitpic）で伝えている。投光器のもと、高所作業車での夜間作業だ。
このウィンドウ・ラッピングは、Appleの各種イベントではお馴染みの広告手法であり、フィルムを窓ガラスに直接貼付けているのではなく、フィルムを貼付けたボードをテープなどで貼り付けているようだ。

「iPad 2」のプレス向け発表イベントは、現地時間3月2日午前10時にキックオフされる。

Appleは23日（現地時間）、年次の株主総会をApple本社にて開催した。
スティーブ・ジョブズCEO不在のなか、ティム・クックCOOが総会を取り仕切った。
Appleの取締役として、スティーブ・ジョブズ氏をはじめ、アル・ゴア元副大統領、Intuitのビル・キャンベル会長、J.クルーのミラード・ ドレクスラーCEO、Avonのアンドレア・ジュングCEO、元GenentechのCEOアーサー・レビンソン氏、元Northrop GrummanのCEOロナルド・シュガー氏の現取締役7人が再選した。
また、焦点となっていた、S.ジョブズ氏の後継計画開示をめぐっては反対多数で否決されたが、取締役選任時に過半数の賛成を義務づける件は、経営側の反対にもかかわらず株主側の賛成多数で可決した。

AppleInsiderが、もうまもなく発表となる新型MacBook Proの噂をまとめている。

新モデルは2月24日（米国時間）に発表される予定で、Sandy Bridgeで知られる最新コアiプロセッサ（Core i3/i5/i7）のモバイル版デュアルコアチップが搭載されるとみられる。
また、リーク情報により、13インチのエントリーモデルは、2.3GHz Core i5が搭載され、GPUはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000が使用されて、エントリーモデルには独立GPUは搭載されないようだ。 [Read More »]

Appleは、広告プラットフォーム「iAd」の最低料金を引き下げて、イニシャルコストを50万ドルにすることを表明した。
「iAd」は、iOS 4ベースのデバイス向けにアプリ内で配信されるモバイル広告のことで、広告の販売はAppleが行い、デベロッパは60%の収益をiAdから受け取る仕組みになっている。

昨年7月の開始当初は、有名グローバルブランドが多数参加して出稿契約数は順調だったが、Appleが広告形態を厳格に管理したことや高すぎるイニシャルコストが原因で、最近は広告充填率が低下しつつあった。
Appleは参加の敷居を低くすることで、大手だけでなく中小の広告主も獲得したい狙いがある。

Come see what 2011 will be the year of.

新しい「iPad」の発表イベントが、3月2日に決定した。
メディア向けのプレスイベントが同日の午前10時より、米サンフランシスコにあるYerba Buena Center for the Artsにて開催される。
メディア向けには、Appleよりイベントへの招待状が届き始めている [The Loop] 。

「iPad 2」の価格や発売日は不明だが、より薄く軽量化が図られ、プロセッサはデュアルコアが搭載されて、メモリやグラフィックス性能も向上するとみられる。また、カメラが1基または2基搭載されると予想されている。そのほかにも、SDカードスロット、Light Peak（Thunderbolt）などが新たに採用されそうだ。
ただし、スクリーンの解像度は初期モデルから変更無いと思われ、Retinaディスプレイ搭載は「iPad 3」へ持ち越されそうである。
Android搭載タブレットやHPのwebOSタブレット「TouchPad」など、「iPad」キラーデバイスが今春にも大量にリリースされるなか、「iPad 3」は、早ければ今年の9月にも発表されると噂されている。
「iPad」以外の新型タブレットは、Adobe Flashをサポートする予定であり、Webエクスペリエンスにおける訴求に差が生じるかもしれない。

また、3月2日に発表される新型「iPad」は、ディスプレイパネルの供給不足により、発売開始早々にも品薄になると予想されている。

新しいMacBook Pro13インチモデルの仕様書がリークされ、「Thunderbolt」と呼ばれるI/O端子が新たに加わることになりそうだが、次期「iPad 2」に搭載されるとみられていたMini DisplayPortは、この「Thunderbolt」ということになりそうだ。

「Thunderbolt」は、次世代高速インタフェース技術「Light Peak」のApple独自のネーミングとみられる。「Light Peak」のプロトタイプのコネクタ仕様はUSB 3.0互換だったが、次期MacBookファミリーやiPadデバイスには、Mini DisplayPort互換として搭載されるようだ。

なお、搭載される「Thunderbolt」こと「Light Peak」は、Intelが中心となり開発を推進して来たことで知られる接続技術で、最高速度10GbpsとUSB 3.0をしのぐスピードだとされる。新MBP/iPadに採用されるのは、光ファイバー仕様ではなく銅配線仕様になるとみられる。

エントリーモデルはCPU内蔵グラフィックスを使用

Fscklogに、まもなく発表される「MacBook Pro」13インチモデルのスペック表が投稿され、さらに、Mac4Everには、広くなったマルチタッチトラックパッドを搭載した新モデルの写真が掲載された。

特筆すべきは、「Thunderbolt」と呼ばれる新しいI/O端子と、新たにSDXCカードリーダーが加わることだろう。
「Thunderbolt」は、Appleの新しいI/O端子と紹介されており、Mini Displayportと互換性のあるポートになるようだ。

また、13インチモデルMacBook ProのプロセッサはデュアルコアCore i5（2.3GHz/3MB共有三次キャッシュ）、メモリは4GB（DDR3-1333MHz）、HDDは320GB、ディスプレイは1,280×800ピクセル、グラフィックスはCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000などとなっている。
グラボが独立して搭載されずに、CPU内蔵のGPUが使用されることになるようだ。
Sandy Bridgeは、CPUコアとGPUコアを1つのダイに統合しており、グラフィックス機能がかなり強化されている。内蔵GPUだけでは最新3Dゲームは困難だが、ライトな3Dゲームや通常レベルの3D描画では問題無い。下位モデルにGPUが別途搭載されないのは想定内であり、エントリーモデル以外では、内蔵GPUとは別に独立したGPUが搭載されるのは間違いない。
しかし、ディスプレイ解像度とサイズおよび重量が、現行マシンと全く同じであるのには違和感を感じざるを得ない。 [Read More »]

市場投資会社Piper JaffrayのApple担当シニアアナリストGene Munster 氏は、NPDグループのデータを基にしたレポートをまとめており、2011年1月の米国におけるMacintoshコンピュータの売上が前年同期比で20%もアップしたという。

1月にMacの販売が好調だったのは、昨年10月に刷新したMacBook Airの影響が大きく、さらに、まもなくメジャーアップデートするMacBook Proによって、大幅な出荷台数増が見込めそうだ。
また、MacBook Airのなかでも11インチのエントリーモデルの売上がずば抜けていたという。
Appleは3月期に、360万台のMacコンピュータを販売すると予想されており、前年同期の294万台から大幅増になりそうだ。
好調なコンピュータ部門を尻目に、iPodの販売は不振で、1月には前年同期比10%ダウンとなった。

Appleは、スティーブ・ジョブズCEOの誕生日となる2月24日（現地時間）、Intelの最新プロセッサを搭載し、多くのアップデートが施されると予想されている、新型のMacBook Proを発表するとみられる。