第2世代インテルCore iプロセッサ搭載「MacBook Pro」の仕様
フランスのメディアMacGenerationは、信頼できる情報筋からの話として、まもなく発表される新型MacBook Proのスペックを報じている。
インテルの新コアi「Sandy Bridge」(開発コード名)を搭載した新型「MacBook Pro」は、米国時間の明日24日(木)に発表される可能性が高く、Mac OS Xを高速に起動させる目的で、HDDとは別に16GBのSSD(mSATA)を搭載することが予想されている。
また、今回の新モデル投入により、ホワイトポリカのエントリーMacノート「MacBook」は、姿を消すことになるかもしれないという。これは、88,800円から発売されている「MacBook Air」が、ノートカテゴリのエントリーモデルとして機能しているためだと思われる。
13インチモデルの仕様として、プロセッサはCore i3、メモリは4GB、HDDは320GB(プラス90ドルで500GBのHDD・プラス280ドルで256GBのSSD)、ディスプレイは1,440×900ピクセル、USBポートは3基、バッテリ駆動は12時間、重量は従来より200g軽い1.8kgになると予測され、上位モデルでディスプレイにアンチグレア(非光沢)を選択可能になるらしい。価格は1,199ユーロ(136,000円)から1,499ユーロ(170,000円)でラインアップされる。
また、15〜17インチモデルでは、ディスクドライブをSuperDriveからSSD(Solid State Drive)
に変更するオプションがあり、15インチモデルのディスプレイは1,680×1,050ピクセルで、17インチモデルのメモリは8GBになる。
また、15インチモデルは200g、17インチモデルは300gほど現行モデルより軽量化が図られて、バッテリ駆動も従来より1〜2時間長い10時間使用が可能となる。
新型MacBook Proには、新技術が搭載されると予想されており、次世代高速インタフェース技術「Light Peak」の採用が噂されている。
また、Appleの新Macノートデビューの同日、Intelが新技術に関するプレス向けイベントを開催すると報じられている。「Light Peak」はIntelが中心となって開発を進めてきた周辺機器の接続インタフェースで、完成形の光ファイバー版ではなく、銅配線版(最高速度10Gbps)が発表されるとみられる。
なお、24日には、ノートブックMacBook Proのほかに、オールインワンデスクトップのiMacも併せて発表されるのではないかという情報もある。