第2世代インテルCore iプロセッサ搭載の初のMacコンピュータ
AppleInsiderによると、Appleは早ければ週明けにも新製品を発表する動きをみせているという。
発表するとみられているのは、Intelの新コアiシリーズ「Sandy Bridge」を搭載したMacBook Proで、プロセッサの刷新以外にもいくつかの変更点がみられるだろうと噂されている。前回、MacBook Proシリーズがメジャーアップデートしたのは昨年4月だった。
また、イタリアのブログサイトiSpazioは、新型MacBook Proは、13インチモデルが2種類、15インチモデルが2種類、17インチモデルが1種類というラインアップになると報じている。
ほかにも、アジア圏のApple Online Storeで、現行のMacBook Proの出荷予定日が延びていることから、新モデルの発表が近づいているとみられる。
新しいMacBook ProのGPUには、Sandy Bridge内蔵GPUとは別に、AMD製の独立型GPUが搭載されるとみられるが、ローエンドモデルにはビデオカードは搭載されず、CPU内蔵ビデオ機能が使用されるかもしれない。
Nehalem世代後継のマイクロアーキテクチャであるSandy Bridgeは、CPUコアとGPUコアを1つのダイに統合しており、新しいSIMD拡張命令「AVX」(Advanced Vector Extension)、自動オーバークロック機能「ターボ・ブースト・テクノロジー」(Turbo Boost Technology 2.0)採用などが特徴として挙げられ、キャッシュメモリの効率化、省電力性などが大幅に強化される。
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MacRumorsによると、発表日は2月24日木曜日になるかもしれなとのこと。米国時間で火曜ではなく、木曜というのは異例かもしれないが、Sandy Bridge搭載機が多くのPCメーカーから発売されるなかで、最短の出荷日を模索した結果かもしれない。