アップデート前にゲストアカウントを設定していたユーザは要注意
Integoは9月22日、Appleの最新OS「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」で、ゲストアカウントでログインすると、ホームフォルダが消えて見えなくなってしまうというバグが見つかったと伝えています。
ゲストアカウントとは、Finderの基本操作やソフトの使用はできるものの、ログアウトすると作成したデータが自動的に削除されるアカウントのこと。
この問題が発生したのは、「Leopard」でゲストアカウントオプションを設定していたユーザで、「Snow Leopard」への移行の際に、非ゲストアカウントとゲストアカウントのデータがクリアされ、設定がうまく引き継がれないというバグがあるようです。
データのリカバリは「Time Machine」経由でシステム全体をリストアするか、消えてしまったホームフォルダのみをバックアップから復元することが可能だということです。
Integoは、この問題を回避するには、ゲストアカウントを一度無効にしたうえで、再起動して、再設定するよう推奨しています。また、ゲストアカウントを必要としない環境であれば、使用不能にしておけば安心です。