iPhoneのカスタム着信メロディをAppleが販売か

CNETによると、AppleはiPhone向けにiTunes経由で着信音（Ringtone）を販売する権利を持っており、現地時間9月9日に開催される音楽イベントで、あらかじめ着信音用に短くカスタマイズされた着信メロディの提供開始を発表するかもしれないと伝えています。

Appleは2007年、すでに「iTunes 7.4」で、「iTunes Store」の購入曲を、最大30秒単位でサンプリングしてカスタム着信音にする機能を提供していますが、同社は新たに、あらかじめ着信メロディ用に短くカスタマイズされた楽曲をiPhoneユーザ向けに提供する可能性があるということです。

過去に行われた調査によれば、顧客は着信音に対して最大3ドルまで支払う意思があるというデータもあり、Appleの設定する価格は不明ながらも、1曲当たり3ドル未満になるとみられています。
一方で、着信音市場は縮小しているという調査結果も出ており、調査会社SNL Kaganによると、着信音の売上は、2007年の7億1400万ドルから2008年には24%減となる5億4100万ドルにまで低下したということです。

9日のプレスイベントでは、カメラが搭載された新しい「iPod」のほかにも、「iTunes」のメジャーアップデートとThe Beatlesの楽曲販売、新しいアルバムフォーマット「Cocktail」の発表などが噂されています。

IT’S ONLY ROCK’N ROLL

Piper JaffrayのアナリストGene Munster氏の予想とは異なり、信頼できる情報筋によると、2009年9月9日に開催されるAppleのメディアイベントでは、「iPod」や「iTunes」などの音楽にのみ焦点が当てられ、セットトップボックス「Apple TV」のアップデートは発表されないことが確認されたということです。

これによると、「It’s only rock and roll, but we like it.」というキャッチコピーからみても分かる通り、このイベントは音楽がすべてであり、タブレットや「Apple TV」、「iMac」などに触れる機会では無いとされています。
ちなみに、この「It’s only rock and roll, but we like it.」は、ストーンズの名曲「IT’S ONLY ROCK’N ROLL」からの引用で、実際の歌詞のサビの部分は以下の通りであり、ロックへの愛を繰り返し訴えているのが特徴。

I said I know it’s only rock’n roll but I like it
I said I know it’s only rock’n roll but I like it
But I like it
I like it
Yes I do
Well I like it
I like it
I like it
I said can’t you see
this old boy’s getting lonely

この懐かしの名曲を改めてみてみると、音楽が好きで好きでたまらないという強い思いがダイレクトに伝わって来ます。
このコンセプトから分析すれば、確かに音楽のみに焦点が当てられ、さらには、ストーンズの永遠のライバルであるビートルズが「iTunes Store」で解禁となるようにも思えます。

Munster氏は、Apple Online Storeで、「Apple TV」40GBモデルの出荷予定が「24時間以内」から「1～2週」に変更されていることを指摘して、このようなことは今までに無かったことから、40GBモデルがラインアップから消えて、新たに容量の強化されたモデルが加わり、価格も引き下げられるかもしれないという見方を示していました。

ほかにもMunster氏が、このメディア向けイベントで、スティーブ・ジョブズCEOが基調講演を行うだろうと予想したのに対して、Kaufman Bros. のアナリストShaw Wu氏は、ジョブズ氏がステージに上がることは無いと述べていました。

アナリストによって見方もいろいろ分かれますが、Appleの秘密主義は有名であり、プレスによる潜入取材をことごとく嫌っているのは有名な話です。
最近も、スティーブ・ジョブズCEOのネガティブ記事が紙面に掲載されないよう、メディアに対して圧力をかけたと報じられました。

iPod＆PCのデジタル伝送が可能な話題のメディアトランスポートに新色

オンキヨーは、iPodからダイレクトにデジタル信号を取り出すことを実現した新デジタルインターフェース「ND-S1」に、同社直販e-onkyo限定カラーとして、ブラックの「ND-S1(B)」を加えたことを明らかにしました。
直販価格はシルバーの「ND-S1(S)」と同じ15,000円で、9月19日発売予定となっています。

「ND-S1」は、iPod/PCの音声をデジタル出力できるメディアトランスポートで、iPodの充電やiTunesとの同期にも対応しています。
デジタル入力搭載のオーディオシステムやAVセンターなどと組み合わせることで、オーディオ機器側で音楽信号の変換ができ、iPodをハイファイ・ミュージックサーバへと進化させることができるほか、iPodのコンポジットビデオ出力もサポート。

また、PCと接続できるUSB端子を装備しており、PC内音楽データのデジタル出力にも対応（16bit/32kHz・44.1kHz・48kHz）するとともに、PCとiPodの同時接続時には、SYNC（同期）モードに切り替えてiTunesから楽曲を入れ替えることができます。
サイズは、205 (W) × 34 (H) ×175 (D) mmで、重量は530g。専用リモコンが付属。

「ND-S1」のほかにも、同社は9月19日に、「ND-S1」との組み合わせを想定したCD/FMチューナーアンプシステム「X-S1(B)」を発売する予定になっており、両モデルにより構成されるフルデジタルの新システムコンポは「NRX」と名付けられています。

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この時期に5台のうち1台以上が「iPod nano」の方が驚きだ – Tsugawa.Tv

BCNランキングによると、8月24〜30日の携帯オーディオメーカー別販売台数シェア（国内）で、Appleの「iPod」が、ソニー「ウォークマン」に逆転を許して、約4年8か月（242週）ぶりに首位から転落したということです。

記事によると、同期間におけるAppleのシェアは42.1％で、ソニーの43.0％にわずかながらリードを許し、2005年1月第2週以来守ってきた携帯オーディオの週次シェア連続1位記録が途切れたとされています。ウォークマンが首位に立つのは記録が残る2002年7月以来初めてのこと。

しかしながら、カラーバリエーション別の通常ランキングでは、トップ10のうち9機種までもApple製品が占めており、さらに、カラーバリエーションを合算したランキングでも、「iPod nano」8GBモデルが、シェア21.7％とダントツの状況です。
また、ソニーの平均単価（12,600円）はApple（18,200円）より、3割以上も安い水準であり、さらに、Appleは来週9日のメディアイベントで、「iPod」のラインアップを一新する予定になっていることから、店頭の在庫不足と顧客の買い控えが響いたのが大きいと思われます。
しかも、このランキングは、全国の量販店のPOSデータを収集したものであり、Apple Online Storeなどの出荷台数は含まれていません。

これらの諸条件をすべて考慮して、それでも「iPodがウォークマンにシェアで敗れる」と指摘するのは、それこそ言論の自由ですが、ソニー広報センターは生真面目にも

高級機種から手頃な価格まで、幅広い機種をそろえたことがうけたのではないか

とコメントしたということです。

しかしながら、iPhone/iPod touchの存在感が増すなか、iPodシリーズの成長にやや陰りが見え始めているのは事実です。
このような状況のなか、Appleは9月9日（米国時間）、カメラ機能を初めて搭載して、メモリ容量の強化やデザインを一新した新型のiPod touch／iPod nano／iPod classicを発表するとみられています。

iPhone 3GSで撮影したという「iMac」炎上の模様。

iMac背面の排気スロットから白い煙が立ちのぼっています。
マシンの所有者は広東省深セン在住の中国人で、真偽や原因などは不明ながら、現在、Appleと補償などをめぐり交渉中だということです。
なお、録画したとされるiPhone 3GSは中国で未発売ながら、所有していても不思議では有りません。同国ではすでに、非正規ルートなどから入手して、100万台を超えるiPhoneが使用されていると指摘されています。

なお、この24インチiMac(Mid 2007) のHDDのデータはリカバリできたということです。

「Cubase」シリーズのエントリーモデル

ヤマハは2日、同社子会社Steinberg Media Technologies GmbH社製の音楽制作用ソフトウェア「Cubase」シリーズののエントリーモデルとして、「Cubase Essential 5」を9月18日より発売すると発表しました。
価格はオープンプライスで、バージョンアップ版については9月中旬以降に発表されます。
動作環境は、Mac OS X 10.5.5、Windows XP(SP2)/Vista (32bit版) 。

「Cubase Essential 5」では、プラグインおよびMIDI機能がアップグレードしたほか、MediaBayの最適化やサンプルエディターの改良、バーチャルMIDIキーボード機能など、ワークフローが一段と強化されています。

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MacでもWinでも1シリアルで3台まで利用可能

トレンドマイクロは2009年9月2日、シリーズ初となるMac OS対応の「ウイルスバスター for Mac」を同梱した総合セキュリティソフト「ウイルスバスター2010」を、9月4日より発売すると発表しました。
価格は、パッケージ版（1年版）が5,980円で、ダウンロード版（同）が4,980円となっており、3年版や6ユーザパック版なども用意されています。
なお、同社直販トレンドマイクロ・オンラインショップでは、9月2日17時より先行販売されます。

トレンドマイクロは、「ウイルスバスター2010」に、Mac OS対応のセキュリティソフト「ウイルスバスター for Mac」を同梱した理由として、Macユーザの50.8%がセキュリティソフトを導入していない一方で、Windows PCとの併用率が73.9%と高かったことを挙げています。

「ウイルスバスター for Mac」では、総合ウイルス対策、スパイウェア対策などの基本機能に加え、Webレピュテーション技術が実装されるほか、金融機関やショッピングサイトなどに偽装したフィッシング詐欺サイトへの接続を遮断する「フィッシング詐欺対策機能」や「有害サイト規制機能」などが搭載されます。

動作環境は、Mac OS X 10.4.11以降/10.5.5以降で、Snow Leopardへの対応は2009年10月頃が予定されています。

トレンドマイクロは、今後一年間で、Macにも対応した「ウイルスバスターシリーズ」で1,100万ユーザの新規販売・更新を目指すとしています。

音楽イベントでiPodと共にアップデート？

市場投資会社Piper JaffrayのApple担当アナリストであるジーン・マンスター氏は1日、Appleのセットトップボックス「Apple TV」について、Apple Online Storeで、40GBモデルの出荷予定が「24時間以内」から「1～2週」に変更されていることから、Appleは来週9日（米国時間）に開催する音楽イベントで、「iPod」ファミリーとともに、「Apple TV」をアップデートする可能性が高まったと指摘しています。

マンスター氏によると、2007年3月の登場以来、「Apple TV」40GBモデルの出荷予定に遅れが生じる状況は初めてであることから（日本のApple Online Storeでも出荷予定が1～2週に）、今後、40GBモデルがラインアップから消え、160GBモデルの値下げが行われるとともに、容量がアップした新モデルが登場しそうだとしています。
しかし、今後2年間はハードウェアの刷新は行われないとみられています。
同氏は、「Apple TV」のメジャーアップグレードは、デジタルビデオレコーダ機能やiTunes Storeの定額制・無制限アクセス番組プログラムなどとセットで発表されるはずであり、Appleは、新サービスについて、コンテンツ・プロバイダと交渉中だとみられています。

マンスター氏の予想では、Appleは、2011年までにテレビ市場に新規参入し、このApple製テレビには、デジタルビデオレコーダ機能（DVR）や、映画・音楽・ゲーム・インタラクティブTVなどのエンターテイメント・メディアにアクセス可能な機能が搭載され、Mac/iPhone/iPod などの機器とワイヤレスで同期できるようになるだろうとしています。
さらには、iPhoneやiPod touchが、Wiiリモコンのような役割を果たす、ワイヤレス・コントローラとして機能し、ゲームエンターテイメントとして楽しめるようになるとも予想されています。

マンスター氏は、Appleのテレビ開発について、ホーム・エンターテイメントをシンプルにできる新たなジャンルのテレビセットを投入することで、低価格化が進むテレビ市場にあっても、Appleのクオリティの高い製品開発とサービスにより、高い価格での販売が可能だと分析しています。

復帰後初の公の場＝久々の基調講演に期待

市場投資会社Piper JaffrayのApple担当シニア調査アナリストであるジーン・マンスター氏は1日、投資家向けのレポートのなかで、9月9日（水曜日）に開催されることが決まったAppleのメディア向け音楽イベントに、同社CEOであるスティーブ・ジョブズ氏が登場することになるだろうと予想しました。

このメディアイベントでは、iPodファミリーのアップデートがアナウンスされ、「iPod touch/nano」にカメラが搭載される見込みです。また、「iPod classic」にもカメラが搭載されるとの噂もあります。

マンスター氏は、このiPod発表イベントに、長期療養から6月末に職務復帰したジョブズ氏が登場しようがしまいが、ウォール街の投資家達をあっと驚かせるような発表は行われないだろうと分析しています。
販売が好調なiPhone/iPod touchの存在感が増すなか、iPodシリーズの成長にやや陰りが見え始めているのは事実です。
しかし、ジョブズ氏がステージに登場すれば、復帰後初となる公の姿を世界にアピールすることで、Appleの株価にはポジティブな要素になるとみられています。

また、この日のイベントでは、iTunesの次期メジャーバージョン「iTunes 9」が発表され、TwitterやFacebookなどのソーシャルネットワーキングサービスとの連携が搭載されるほか、iTunes Storeには、アルバムアートワークの新サービスや、デバイス・映画閲覧者向け新機能が提供されるかもしれないということです。
一方で、月々30〜40ドルといった定額で番組プログラムに無制限アクセス可能となる「iTunes TV Pass」（仮称）とタイアップしたApple TVは、9日のイベントでは発表されないだろうとみています。
マンスター氏は最近、Appleは2011年までに、自社ブランドのテレビを発売するだろうという予想を示しています。

このほかにもマンスター氏は、タブレットMacについては、2010年前半に発表されるだろうという見方を示し、この新デバイスには独自のOSが搭載されると予想しています。

来週に迫ったこのメディアイベントでは、上記のほかにも、The BeatlesのiTunesからの発売、iMacのアップデート、iTunesのブルーレイ・サポート、新音楽フォーマット「Cocktail」発表なども噂されています。

Apple社員による不正取引疑惑が浮上

米証券取引委員会（SEC）が、Apple株式のインサイダー取引について調査を開始した模様であり、内部情報を元に仲介業社を通してApple株が不正に売買されていた証拠を収集しているようです。

SECの内部文書によると、Appleへの調査は、通常のようなある一定の特定期間におけるものでなく、4回の特定期が対象となっていることから、SECは、複数の不正取引に関して調査を行っているようです。

内部情報として挙げられているのは、iPodのセールス情報、スティーブ・ジョブズCEOの健康問題、そしてそれらの情報開示時期についての内部情報だと指摘されており、あるヘッジファンド・トレーダーによると、疑惑をもたれているいくつかの取引は、Apple社員によって行われた可能性があるとされています。

SECは以前、Apple幹部とスティーブ・ジョブズCEOによるストックオプション不正行為（バックデート操作）疑惑などでも調査を行ったことがありました。