フィルの基調講演では5万本を超えたと発表されたが・・

FORTUNEでは、開発者向けイベントWWDC 2009初日に行われた基調講演において、フィリップ・シラー上級副社長が、App StoreのiPhone/iPod touch向けアプリケーション数がトータルで50,000本を超えたとアナウンスした件について、正確な数をカウントしている148Apps.bizによると、実際のアクティブな本数は基調講演から48時間後でも48,343本となっており、50,000本には1,657本不足していると指摘しています。

シラー氏は、Google Android（4,900本）、Nokia Ovi Store（1,088本）、Research in Motion/BlackBerry（1,030本）、Palm（18本）と比較して、50,000本を超えるアプリが公開されているApp Storeの優位性を述べていました。

【Photo レポート】今日のApple Store

 

■ 2009年6月10日のApple Store渋谷店の様子（iPhone 3Gのカメラで撮影）。環境に優しいノートブックをPR。

 

■ 米国時間2009年6月8日に発表されたばかりの新しい「MacBook Pro」ファミリーが並んでいます。価格が134,800円からとなり、これまでにないほどリーズナブルに。

Apple Design Awards 2009 受賞作品が決定

 

Appleは6月9日（米国時間）、サンフランシスコで開催中の開発者会議WWDC 2009において、今年で14回目を迎える「Apple Design Awards 2009 (ADA 09) 」の表彰式を行いました。

これは、ソフトウェアのデザインや開発において、技術的に優秀な成果を収めた作品をカテゴリー別に表彰する年次デザインアワードであり、今年はiPhone開発部門やMac OS X Leopard開発部門などにおいて、以下に挙げる計11のアプリケーションが優秀賞に選ばれました。

 

■ iPhone開発部門

 

■ iPhone学生アプリ部門

 

■ iPhone OS 3.0 Betaアプリ部門

 

■ Mac OS X Leopard開発部門

 

■ Mac OS X 学生アプリ部門

ツヤケシデザインは直前にボツになったのか？

 

Appleが発表したiPhone最新モデル「iPhone 3G S」が、現行モデル（iPhone 3G）と同じケースデザインを採用したことから、今年2月にリークされた傷の付きにくい背面がマット仕上げ（艶消し）のデザインはフェイクだったのではと指摘されるなか、MacRumorsでは、写真は実際のiPhone 3G S向けケースとして作られたもののようだと伝えています。

これによると、リークされたマットケースデザインには、「A1303」という新しいモデル番号と「BCGA1303A」というFCC ID（米連邦通信委員会の認証ID番号）が印刷されており、これらの番号が実際の「iPhone 3G S」のものと一致することが明らかになったということです（昨日公表されたFCCの認可情報および下図参照）。

土壇場になって計画が変更されたのかどうかは不明ながらも、正式発表の前に型番とFCC IDを推測するのは困難であったことからみて、このリークされた写真が、実際にAppleによって準備されて作られたものであることは明白なようです。

「iPhone 3G S」への様々なレスポンス

 

Appleが同社スマートフォンiPhoneの最新版「iPhone 3G S」をアナウンスして24時間以上経過するなか、国内外の多様なメディアや専門家の受け止め方をピックスしてみました。

 

■ FujiSankei Business i.
100万台突破は確実と言われながらも、1年近くたった現在でも70万台程度にとどまっている模様だとしたうえで、

NTTドコモなどもスマートフォンで攻勢をかける中、新型が救世主になるかは微妙だ

と厳しい見方。

 

■ New York Times
動画撮影が可能となり、さらにYouTubeとの連携が強化された点を特に評価して、

Appleは一般の人々がメディアに参加するシチズンジャーナリズムの時代に、革新的な手法を取り入れた

と指摘して、民間人がニュースやメディアなどに影響を与えることになると分析。

 

■ CNET.com
YouTubeへの動画投稿が激増することが予想されることから、

YouTube（Google）の損失拡大につながる恐れがある

と指摘。

 

■ 市場投資会社Piper Jaffray
Apple担当アナリストであるジーン・マンスター氏は、

（米国での）価格が50%オフとなったことで需要は2倍になる。今後3四半期に渡って、出荷台数増が見込める

と価格設定を評価。

 

■ PC Watch
米AT&Tやソフトバンクが対応しないインターネットテザリング機能について、

会場を失望させたのは、ティザ機能を取り上げた時のことだ

と現地WWDC 09会場の落胆ぶりを報じる。

 

■ 米証券大手モルガン・スタンレー
アナリストであるキャスリン・ユベルティ氏は、

（米国での）低価格設定と早期出荷を評価。高い需要が見込める

と述べ、Appleの株価上昇にも影響を与えると分析。

 

■ ITmedia
WWDC 09基調講演後に行われたグループインタビューセッションで、iPhone 3G Sに触れる機会を得たラッキーな記者の話として、

（音声コントロールの）あまりにもスムーズな反応に、部屋にいた日本人のプレスもアップルのスタッフも、思わず歓喜の声をあげてしまった

と音声（ボイス）コントロールが目玉機能のひとつになることを指摘したうえで、iPhone 3G Sの外観について、ただ1つだける現行モデルとの相違点を

iPhone 3Gの背面では、クロム仕上げのアップルロゴマークが鏡のような光沢を放ち、その下にある「iPhone」などの文字はグレーの目立たない色で描かれていたが、「iPhone 3G S」では、この製品名や容量、そのほかの文字表示も、ロゴと同じクロム仕上げになっているのだ。ちなみにこれは「iPhone 3G」でもそうだったが、「iPhone 3G S」といった正式な名称は書かれておらず、単にシリーズ名の「iPhone」とだけ書かれていた

とレポート。

 

■ CNET
テザリングやMMSが現地キャリアAT&Tがサポートしないことに対して、

Worldwide Developers Conference（WWDC）の基調講演中、聴衆の間から不満のつぶやきが聞こえ始めた。間もなく登場する「iPhone」のソフトウェアアップデートで利用可能となる、最も求められてきた機能のいくつかが、米国のキャリアAT&Tでは当初サポートされないというのだ。

と厳しく批判。

 

■ The Wall Street Journal
価格設定が非常にチャンレジングかつアグレッシブであると指摘し、

特に99ドルに価格が引き下げられた「iPhone 3G」は、最大で50%の需要増が見込める

というアナリストの分析を掲載。

 

■ 英BBC
Wired Magazineのジャーナリストであるスティーブン・レビィ氏の分析として、

「one more thing」が欠けており、驚くべきことが起きなかった

と革新的要素の欠落に言及して、

ライバル「Palm Pre」の方がマルチタスキング（複数プログラムを同時に実行させること）に関してはiPhoneより優れている

と指摘。 [Read More »]

国内では6月26日発売開始、iPhone for everybodyが適用可能に

 

ソフトバンクモバイルは6月9日、同日Appleが発表した新型スマートフォン「iPhone 3G S」の発売時期と本体販売価格を発表しました。

これによるとiPhone 3G Sの発売開始日時は、欧米の先行組から1週間後となる2009年6月26日（金）午前8時からで、本体価格は「iPhone for everybody」の割引キャンペーンが適用可能となり、新スーパーボーナス（24回分割）で新規購入した場合、月月割を引いた実質負担額は、16Gバイトモデルが480円／月（計11,520円）、32Gバイトモデルが同960円／月（計23,040円）になります（価格はいずれも税込・下表参照）。
なお、キャンペーンを適用せずに一括購入する場合、16Gバイトモデルは69,120円、32GBモデルは80,640円になります。

「iPhone for everybody キャンペーン」の適用によって、上記本体価格の割引の他にも、「パケット定額フル」の上限が通常価格5,985円から1,575円割り引かれて4,410円になります。
なお、同キャンペーンに申し込む場合、ホワイトプラン(i)で2年単位の契約が必要となります（契約解除料は9,975円）。

 

iPhone 3G Sの実質的な月々の支払い例として、基本料金（ホワイトプラン(i)：980円）＋端末価格＋パケット定額フル＋S!ベーシックパック(i) （315円）で計算した場合、16GBモデルは月額6,185円、32GBモデルは月額6,665円となります。
「iPhone for everybody キャンペーン」の受付期間は、現時点で9月30日までとなっており、「iPhone 3G」の8Gバイトモデルはこれまで通り実質負担0円で提供されています。

 

また、「iPhone for everybodyキャンペーン」を適用して「iPhone 3G」を購入したユーザがiPhone 3G Sに機種変更（買い増し）する場合、当初の2年契約期間はリセットされず、また契約解除料（9,975円）も不要ですが、本体の分割支払いが残っている場合には、月賦残高をプラスして支払う必要があります。

 

なお、同日Appleからアナウンスされた新機能のうち、「iPhone」をパソコンのモデムとして使うことができるインターネットテザリング機能は、日本国内では（ソフトバンクモバイルでは）利用できません。
また、iPhone OS 3.0で実装される「MMS (Multimedia Messaging Service) 」機能については、6月18日より利用可能になる予定です。

13インチのアルミユニボディが ‘Pro’ に格上げ、MacBookはホワイトポリカのみに

 

（サンフランシスコ発）Appleは米国時間2009年6月8日、開発者向けカンファレンスWWDC 2009において、「MacBook Pro」ファミリーのラインアップ刷新を発表しました。

 

これまでの15および17インチモデルに加えて、13インチモデルが新たに仲間入りした新しいMacBook Proは、最大40%駆動時間が向上した内蔵バッテリを搭載し、色域が60パーセントも広がったLEDバックライトディスプレイを採用するほか、SDカード（またはExpressCard）スロット、FireWire 800ポートおよび最新のNVIDIAグラフィックスを備えています。
また、メモリが8GBまで搭載可能となり、ストレージとして500GBのHDD（ハードディスクドライブ）または256GBのSSD（ソリッドステートドライブ）にアップグレード可能となっています。
さらに、15および17インチモデルでは3.06GHz Intel Core 2 Duoプロセッサにアップグレードすることも可能です。
新しいMacBook Proは、全モデルがMini DisplayPortを備えており、24インチApple LED Cinema Displayに接続できます。
発表された新型MacBook Proは、販売価格が134,800円からとなっており、同日より順次出荷が開始されます。

 

■ 13インチMacBook Pro

 

7時間駆動バッテリ、SDカードスロット、FireWire 800ポート、バックライトキーボード、NVIDIA GeForce 9400M統合グラフィックプロセッサを備える13インチMacBook Proは、2.26GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、2GBメモリ、160GBハードディスクドライブ搭載モデル（134,800円）と、2.53GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、4GBメモリ、250GBハードディスクドライブ搭載モデル（168,800円）の2モデルで提供されます。

 

■ 15インチMacBook Pro

 

7時間駆動バッテリ、SDカードスロット、従来より60%広くなった色域を提供するLEDバックライトディスプレイ、4GBメモリを共通仕様として、エントリーモデルは従来より39,900円安くなっています。

 

新しい15インチMacBook Proは、2.53GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、250GBハードディスクドライブ、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス搭載モデル（188,900円）、2.66GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、320GBハードディスクドライブ、NVIDIA GeForce 9400Mおよび9600M GTグラフィックス搭載モデル（218,800円）、2.8GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、500GBハードディスクドライブ、NVIDIA GeForce 9400Mおよび9600M GTグラフィックス搭載モデル（248,800円）の3モデルで提供されます。

 

■ 17インチMacBook Pro

 

8時間駆動バッテリ、ExpressCardスロット、高解像度のLEDバックライトディスプレイ、4GBメモリ、NVIDIA GeForce 9400Mおよび9600M GTグラフィックスはそのままに、新たに2.8GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、より大容量の500GBハードディスクドライブを搭載した1モデル（前モデルより40,000円低価格の278,800円）で提供されます。

 

 

■ 新しいMacBook Air

 

Appleは同日、「MacBook Air」もアップデートしており、1.86GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、120GBハードディスクドライブ、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス搭載モデル（168,800円）、2.13GHz Intel Core 2 Duoプロセッサ、128GBソリッドステートドライブ、NVIDIA GeForce 9400M統合型グラフィックス搭載モデル（198,800円）の2モデルで販売されます。

Macノート各モデルは、ユニボディ筐体がリサイクル性の高いアルミニウム製で、エネルギー効率の高いLEDバックライトディスプレイ（無水銀、表面ガラスも無ヒ素）を標準装備することで、環境に優しいEPEAT Goldに認定されており、Energy Star 5.0に準拠しています。
なお、製品寿命の尽きたバッテリは、15,800円または19,800円で交換可能です（新しいバッテリの取り付け費用と古いバッテリの廃棄費用を含む）。

Intel Macのみに対応、アプリの64bit対応＋64bitプロセッサをサポート

 

（サンフランシスコ発）Appleは米国時間2009年6月8日、開発者向けカンファレンスWWDC 09において、将来のMacイノベーションの土台と位置づけられたMac OS X の最新版「Mac OS X Snow Leopard」を発表しました。
発売時期は2009年9月で、通常価格は129ドルですが、Mac OS X Leopardのアップグレード版として29ドルで販売されます（国内向けの価格は未定）。また、ファミリーパックが49ドルで提供されるほか、Tigerユーザ向けにＭac OS X Snow Leopard、iLife ’09、iWork ’09が含まれた「Mac Box Set」が169ドル（同ファミリーパックは229ドル）で販売されます。

Snow Leopardは、何百もの改良と新しいコアテクノロジーや面倒な設定なしにすぐに使えるMicrosoft Exchange、新しいアクセシビリティー機能を追加しており、Mac OS Xの1,000以上のプロジェクトの90%に改良が加えられています。

Finder、Mail、iCal、iChat、Safariなどのシステムアプリケーションが初めて64ビットにネイティブ対応したほか、Snow Leopardが64ビットのプロセッサをサポートすることによって、より大量の内部メモリ（RAM）の使用が可能になり、32ビットアプリとの互換性を保ちつつも、パフォーマンスとセキュリティが大幅に向上しています。

 

また、高速化されたFinder動作、85%高速になったMailのロード、最大90%アップした検索速度、最大50%速くなったTime Machineの最初のバックアップ、DockとExposéの統合、最大50%アップした64ビット版Safari 4のNitro JavaScriptエンジンパフォーマンスなどが実装され、さらにプラグインを原因とするクラッシュへの抵抗力が向上しています。

Snow Leopardには、刷新された「QuickTime X」が含まれており、ビデオの閲覧のほか、録画や切り取り、YouTube／MobileMe／iTunesへの投稿に対応しています。
また、Snow Leopardは従来版に比べ半分のサイズとなり、インストール後、ハードディスクドライブの空き容量が最大6GB増えます。
ほかにも、マルチコアプロセッサをシステム全体で有効に利用可能にするGrand Central Dispatch (GCD) や、C言語ベースのOpenCLにより、GPUの強力なパワーを利用したタスクの実行が可能になります。

Snow Leopardは、Mail、Address Book、iCalに対して、Microsoft Exchange Server 2007のサポートが組み込まれており、これらのアプリを使った電子メールの送受信や、グローバルアドレスリストを使ったコンタクトの検索・管理も行えます。
さらにExchangeは、Snow Leopardでシームレスに使うことができ、Spotlight検索やQuick LookプレビューなどMac OS Xの機能を利用することができます。

 

Appleのソフトウェアエンジニアリング担当上席副社長であるバートランド・サーレイ氏は、

Leopardの成功を基礎として、インストールからシャットダウンまで、さらに快適なユーザエクスペリエンスを実現しました。
Appleのエンジニアたちが何百もの改良を加えた結果、Snow Leopardを搭載したシステムはこれまで以上に速く、反応が良く、安定性が高まったように感じます

と述べています。
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「iPhone 3G S」- 3MPオートフォーカス付カメラ、HSDPAサポート、ビデオ撮影/編集＝日本では26日発売開始

 

（サンフランシスコ発）米Appleは現地時間6月8日、同日キックオフした開発者向けカンファレンスWWDC 09 (Worldwide Developers Conference 2009)において、これまでで最も速くパワフルになったスマートフォンiPhoneの新モデル「iPhone 3G S」を、6月19日に米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国で発売すると発表しました。
さらに1週間後の6月26日には日本を含む6カ国で発売され、その後順次世界各国で発売開始になる予定です。

「iPhone 3G」の後継モデルで第3世代iPhoneとなる「iPhone 3G S」は、外観デザインやサイズは変更が無いものの、プロセッサと内部メモリ（RAM）、3Dグラフィックスのアップデートにより従来比で最大2倍速く動作し、OpenGL ES2.0とHSDPAの下り7.2Mbps通信をサポートするほか、フラッシュメモリ容量が16GBと32GBへと強化され、VGAビデオ撮影（640×480ドット/30fps）に対応した3Mピクセルカメラ（オートフォーカス・マクロ機能付）やハンズフリーで操作できる音声コントロール、地図アプリと連携する方角表示のデジタルコンパスなどの新機能が搭載されています。
また、ビデオ再生時間が1.4倍超、ブラウザ閲覧時間が1.5倍超になるなどバッテリ駆動時間が大幅に改善され、MobileMe（紛失したiPhoneを捜したりデータ削除可能なFind My iPhone）やYouTubeとの連携も強化されています。

カラバリはブラックとホワイトで、米国での価格は、16GBモデルが199ドルで、32GBモデルが299ドルとなっており、国内での発売価格は未定。旧モデルとなる「iPhone 3G」（8GBブラックのみ）は99ドルに値下げして引き続き販売されます。
パソコンのモデムとして利用できるインターネットテザリング機能を世界22のキャリアがサポートしますが、日本のソフトバンクモバイルではこの機能は非常に残念（不公平）ながら提供されません。

搭載されるOSは、100以上の新しい機能を備えた「iPhone OS 3.0」で、待望のカット／コピー／ペースト機能やMMS、ランドスケープ（横向き）キーボード、Spotlight検索、Microsoft Exchange ActiveSyncと連携したカレンダー、シェイクによるシャッフル再生、ボイスメモ、ペアレンタルコントロール、メモのシンク、Wi-Fiへの自動ログイン、スクリーンを読み上げるVoiceOver機能などが新たに提供されます。
このiPhone OS 最新版 v3.0は、既存iPhoneユーザには6月17日より無償で提供され、iPod touchユーザは9.95ドルでバージョンアップが可能となります。

 

Appleのフィリップ．シラー上席副社長は、

iPhone 3G Sは、これまででもっとも速く、もっともパワフルなiPhoneです。オートフォーカスカメラやビデオ録画機能、ボイスコントロールなどの驚くべき新機能を皆さんも気に入ってくれるハズです。
さらに従来モデルのiPhone 3Gを99ドル（米国）に大幅値下げし、より多くのユーザのもとに提供できることをうれしく思います

と述べています。

 

なお、新型iPhoneの製品名に付けられた「S」はスピード（Speed）のイニシャルであり、アプリの起動や添付ファイルを開く速度、ブラウザSafariのJavaScriptなどがそれぞれ2倍以上高速に動作します。

Appleは同日、新型「iPhone 3G S」のほかにも、次期Mac OS X のメジャーアップデートとなる「Mac OS X 10.6 Snow Leopard」を9月に29ドル（アップグレード版）で発売すると発表し、さらに「Mac OS X Server 10.6 Snow Leopard」も同時期に無制限クライアント版が499ドルで出荷予定となっています。
そのほかにも、バッテリ駆動時間が40%向上し、SDカードスロットを搭載した新しい「MacBook Pro」や、スペックアップをしながらも価格が抑えられた「MacBook Air」のアップデートも発表され、Webブラウザ「Safari 4」の正式版もリリースされています。 [Read More »]

製品名も「iPhone 3GS」に？「iPhone 3G」8GBモデルは価格を下げて販売継続か

 

Daring Fireballが、まもなくキックオフするWWDC 2009の直前予想を掲載しています。

 

■ 次世代iPhone

 

■ Snow Leopard

 

■ タブレット

 

【Tsugawa.Tv’s Vision】
ソフトバンクが、「iPhone for everybodyキャンペーン」の受付期間を9月30日まで延長すると発表し、また、次世代iPhone（iPhone 3GS）に同キャンペーンがそのままスライドして適用されることは無さそうなことから、日本でも現行の「iPhone 3G」がそのまま継続して（しばらくの間）販売されると予想されます。